15市長のMERRYな物語

春日井市「柳(やなぎ)に飛びつくカエル」 image 春日井市「柳(やなぎ)に飛びつくカエル」 image 3月5日 春日井市「柳(やなぎ)に飛びつくカエル」
Last Updated 5/MAR/2005


春日井市は、日本で三蹟の一人に数えられる小野道風の生誕地です。道風は昔から字が上手だったわけではなく、若い頃はなかなかうまく書けず悩んでいました。ある日、気持ちをすっきりさせようと、川原に散歩に行ったときのことです。道風は、一匹のカエルが柳の枝に飛びつこうとしているのを見つけました。柳の枝は高くてなかなか飛びつくことができません。しかし、カエルはあきらめずに何度も何度も飛んでついに飛びつくことができました。これを見た道風は、何でも努力を重ねればできるようになるのだということに気づき、一層努力し、ついに書の大家といわれるまでになりました。

春日井市の子ども達が作ってくれたのは「柳に飛びつくカエル」。粘土でカエルを作り、柳の葉の形をした和紙のプレートに目標や夢を書いてくれました。子ども達の目標や夢が書かれた柳の葉にカエルがぶら下がっているオブジェに仕上がりました。