「daijobu」TOKYO! 渋谷区オリパラキックオフ
2016.11.05 11:21
2016年10月29日(月) 渋谷区スポーツセンターにて
「2020オリパラ渋谷キックオフイベント」が開催され、
東京オリンピック・パラリンピックに向けた
「渋谷区 × MERRY PROJECT 」による 取り組みが
いよいよ本格的なスタートを切りました!
オープニングセレモニーでは
渋谷区長・長谷部健氏から、こんなご挨拶を頂きました。
みなさんと一緒に、色んなアクションを起こしながら
盛り上げていきたいなと思っています。
その一つとして、daijobu PROJECTのキャンペーンも
子ども達を通じて、もっともっと広がっていくように
これから頑張っていきたいと思います。
この「daijobu」には色々な意味があって、
オリンピック・パラリンピックを成功させるには
どうしたらダイジョウブか?ということを
渋谷区の子どもたちもそれぞれに考えてくれています。
みなさんも是非、自分に置き換えて、
こういう風にすれば「daijobu!」ということを
考えて頂ければと思います。
また、「daijobu」という言葉は「おもてなし」のように
困っている方がいらっしゃった時に
「daijobu?」と声をかけるといった、
おもいやりの気持ちも込められています。
会場には、世界中の笑顔と
渋谷区の子どもたちが、これまでに作ってくれた
「daijobu PROJECT」のアート作品がずらり。
未来への希望を感じさせる空間が、
長谷部区長の言葉を後押しするかのようでした。
各関係者ご挨拶の後は、フォーラムとして
「オリンピック・パラリンピックの魅力と2020東京大会に向けて」
をテーマに、元日本日本代表監督・宮崎義仁氏と
ウィルチェアーラグビー日本代表選手・池崎大輔氏による
トークセッションが行われました。
冗談を交えながら、RIO2016での裏話や
2020に向けての、ご自身の思いなどを語っていただき
会場に集まった参加者にとっても、
オリパラへの興味関心が増している様子でした。
そして、渋谷区によるロンドン・リオの視察報告の後、
MERRY PROJECTも、これまでに実施してきた
「MERRY RIO TO TOKYO 」
「夢のメダルづくり」
「daijobuポスターづくり」
「大山公園トイレ2020デザイン」
などの各プロジェクトに関するご報告や
これからの活動についてのプレゼンテーションをさせて頂きました。
360度、すべての方向が
MERRY PROJECTの「笑顔の傘」で囲まれた会場で
来場者のみなさんがまず圧倒されていたのは、
渋谷区の子どもたちがつくった「夢のメダル」作品群!
オリンピック・パラリンピック選手の
ナンバー1ではなく、オンリー1な部分を見つけて
世界にひとつだけのメダルと表彰状を作るこのワークショップ。
選手について調べ、勝ち負けや点数では計れない
その人の魅力を考え表現しているうちに、子どもたちが自然と
オリパラ精神のひとつである「リスペクト=尊敬」の心を築きます。
イベントに参加されていたアスリートたちをはじめ
多くの方が関心を持ってじっくりと観てくださり
子どもたちのリスペクトの気持ちが、メダル1点1点から伝わっていました。
メダルづくりワークショップは、
渋谷区のオリンピックパラリンピック推進教育の
カリキュラムとして、下記の学校の授業内で実施させて頂きました。
・渋谷区立加計塚小学校
・渋谷区立笹塚小学校
・渋谷区立鳩森小学校
・渋谷区立本町幼稚園
・渋谷区立臨川小学校(五十音順)
この授業は、2020年に向けて
今後もさまざまな学校やイベントで展開される予定です。
そしてもう一つ、たくさんの来場者が立ち止まり
スマホやカメラで写真を撮ってくださっていたのが
加計塚小学校の3・4年生がつくった「daijobuポスター」です!
視覚障がいを持った方をゲスト講師としてお招きし
日常生活における体験談をインタビューしながら
・どんな時に困っているか
・日常でどんな事を感じていらっしゃるか
・困っている方にどんな声がけが出来るか
といったことを子どもたちが考え
グループで1枚、おもいやりのアクションを増やすための
ポスターを完成させました。
これらのポスターは、今後様々な場所で掲示し
子どもたちが聞いたお話、考えたこと、そしておもいやりの気持ちを
より多くの人たちに伝える為に役立てます!
→「daijobu ポスターづくり」詳細はこちら!
今回のワークショップのポスター用紙は、
株式会社竹尾様に色鮮やかなNTラシャの用紙協力をいただきました。
どうもありがとうございました。