阪神・淡路大震災20年のMERRY SOUPをコラボした
『世界のごちそう パレルモ』が3月21日に閉店しました。

世界30カ国を旅して、世界各地のレシピを習得した
オーナーシェフ・本山さんが心をこめてつくるごちそうは、
多くの方に愛され、たくさんの方を笑顔にしました。

海外旅行が好きで、
旅先でローカルフードを食べることが
好きな自分には夢のようなお店でした。

パレルモのメニューを１ページ１ページめくっていくと、
世界地図をひらくかのように
アジア、アフリカ、欧州、中南米と世界中の料理がでてきます。

期間限定で提供される料理もあり、
いつもワクワクしてお店に行きました。

パレルモで初めて知った料理も数多く、
この料理はどんな味だろう、
この国ではこういう料理を食べているのか

今日も世界中の人がそれぞれの環境で
それぞれの料理を食べているんだなと、

食を通じて世界の文化や人への興味、
世界とのつながりを感じさせてくれました。

本山さんから感銘を受けたエピソードの一つは、
日本人が粗末だと思うような料理も、
その地域の人たちにとっては美味しいごちそうなんだという話。

パレルモは料理も魅力ですが、それ以上に心を惹きつけるものは、
パレルモというお店が持っているアットホーム感。
寛ぎ、安らぎ、あたたかさ、優しさ。
本山さんはじめスタッフのホスピタリティです。

カウンター6席、テーブル10席の店内は、
あふれる愛情で満たされていました。

パレルモでは、お客さん同士が知り合いになることが多々あります。
そこには本山さんの思いを共有するパレルモ愛があったような気がします。

MERRY PROJECTとも、
震災20年のMERRY IN KOBEのときに本山さんがつなげてくれました。

1月初め。

パレルモ閉店が正式に発表され、
いきなり、今年の重大ニュースの
TOPニュースがとびこんできました。

以来、多くのお客さんがパレルモ閉店を惜しんで足を運ばれ、
店内ではたくさんの笑い声が広がりました。

そんな宝物、幸せになれる場所が無くなってしまうのは、
本当に悲しいことですが、今後は業態を変えて、
食を通してメッセージを発信していかれるとのことで、
新たな活動も応援しています。

オーナーシェフとして
17年間もの飲食店でのご活躍、おつかれさまでした。

そして、ありがとうございました。
パレルモのことは一生忘れません。
これからもずっとパレルモファミリーの一員です。

MERRYレポーター
茂山尊史

茂山さん、パレルモへの思いのこもった
素晴らしい記事をいただき、ありがとうございます！
パレルモのお店が閉店しても、
料理の力で世界を笑顔にする
本山シェフの旅は、これからも続いていきます。

次の展開を、どうぞお楽しみに
みんなで一緒に、本山シェフの挑戦を応援しましょう！

最後になりましたが、本山シェフ、料理の世界と
たくさんの笑顔のコラボレーションを、ありがとうございました！

世界のごちそう パレルモから「世界のごちそう博物館」へ
生まれ変わって登場！！

4月1日より「世界のごちそう博物館」に改名し、
世界の料理のレトルト製造、販売を中心として、活動していきます！

→最新情報はこちらから！

「世界のごちそう博物館 レトルト」販売中！

大阪にある国立民族学博物館・須磨海浜水族園にて
「世界のごちそう博物館 レトルト」を販売しております。

〈 販売店舗 〉

● 国立民族学博物館「ミュージアムショップ」
● 野外民族博物館リトルワールド「ミュージアムショップ」
● 神戸市立須磨海浜水族園「ミュージアムショップ」
● 人と自然の博物館「ミュージアムショップ」

→ 販売店舗 詳細はこちらから！



3月21日(月)、22日(火)に発売した朝日新聞にて、
「世界のごちそう パレルモ -閉店-」に関する記事が掲載されました。

3月21日(月)朝日新聞・神戸に「世界のごちそうパレルモ」掲載！

3月22日(火)朝日新聞・阪神

3月21日(月)朝日新聞デジタル