みんなの未来。みんなのデザイン。
2016.08.20 11:42
全国高校デザイン教育研究会 第54回全国大会 2016岐阜が、
みんなの森 メディアコスモス「みんなのホール」にて開催。
全国の高校のデザインの先生方にお集りいただいた中、
「笑顔のコミュニケーションデザイン」について
特別講演を行わせていただきました。
今回の会場になっている「みんなの森 ぎふメディアコスモス」は、伊東豊雄さんが設計した施設。
伊東豊雄さんらしいコンセプトからネーミングで、とても素晴らしく、MERRYな建築。
施設の理念
「根から知を 枝葉でふれあい花さかせ 明日への種を創り育む」
多くの人に役立つ知識にあふれ
様々な活動を通じた人と人との交流を生み出し
地域の文化とより良い地域社会の創造につながる
都市の未来を築く礎となることを目指します。
この、みんなの森 ぎふメディアコスモスは、
「知の拠点」の役割を担う市立中央図書館、
「絆の拠点」となる市民活動交流センター、
多文化交流プラザ及び「文化の拠点」となる展示ギャラリー等からなる複合施設。
ぎふメディアコスモスの中央図書館では
岐阜の山々の稜線を思わせる形状の木造格子屋根から、
それぞれのエリアをやさしく包み込む「グローブ」が吊り下げられ、
その中は明るく快適な空間となっています。
グローブを中心に渦を巻くかのように配置された書棚は、来館者を本の森へと誘います。
最大所蔵可能数90万冊、座席数910席を誇り、
施設最大の特徴のひとつといえる木造格子屋根を持つ「市立中央図書館」や、
活動・発表の場となるスタジオ 等を備え、
岐阜市の市民活動を積極的に支援する「市民活動交流センター」、
展示や発表会、講演会やセレモニーなど多様な使い方ができる「みんなのホー ル」、
「みんなのギャラリー」のほか、国際交流の場となる「多文化交流プラザ」も開設しています。
市民活動交流センターでは何でも相談できるカウンターはもちろん、
大小4種類のスタジオは、最大100人収容可能な「かんがえるスタジオ」や
一面鏡張りの「おどるスタジオ」など使い方は多種多様です。
そして、水谷の特別講演がスタート。
1990年の商業デザインから始まり、2000年からは社会デザインへ。
北京オリンピックの話から未来のデザインのあり方について
人・社会・地球を笑顔にするデザインについて
みなさんに講演をさせていただきました。
全国の高校のデザインの先生たちが大集合!
この情熱の種を、全国の子どもたちに広めていただきたい。
講演終了後、全国からお越しいただいたデザインの先生方と一緒に
MERRY PROJECTの笑顔の傘を開きました!
未来の子どもたちのために、未来の地球のために
どのようにアクションしたら良いか?
一般の人々に伝えるために視覚化することが、
これからの時代に必要な「デザインのチカラ」である。
講演終了後、全国の先生方と懇親会。
参加した先生の中に、大学時代に、水谷の講演を聞いて、
六本木の水谷事務所まで話を聞きに来て、
デザインの先生になろうと志し、
現在、岐阜の高校で先生として働いている女性に再会。
これまでたくさんの講演をしてきたが、こんなことは初めて!
このように、私の情熱の種が全国で、花開いていることは、とても感動的である。
一人でも多く、笑顔のデザインを志す人が増えるように、
これからも笑顔のデザインのチカラで奇跡を起こしていきたいと思う。
今回、この全国高校デザイン教育研究会での講演の機会をいただき、感謝いたします。
企画・プロデュースしていただいたフジナの平松さん、東京までお越しいただいた吉川先生、
その他多くの関係者の皆様、本当にありがとうございました。
是非また、未来のデザインを志す皆様とも繋がっていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
その他、講演会などの写真については、
次回追加して、更新させていただきますので、どうぞお楽しみに。