メリープロジェクト

オバマ大統領 広島へ. MERRYな訪問

5月27日(金) 午後17:30

柔らかい光りに包まれた広島。
テレビ画面から伝わる太陽のあたたかな光、空気。
目の前に広がる光景はまさに「平和」そのものだった。

あの日、この場所でおこった真実が夢であったかのように感じる。

現職アメリカ大統領として、今日、広島県にある原爆記念碑にオバマ大統領が訪れた。

このスピーチに世界中の人々が注目しているだろう。

メッセージでは、核への考え、これからの未来、戦争のあり方など…
様々なメッセージが語られた。

しかし、私は思う。
本当に大切なメッセージ。それはオバマ氏の口から出た言葉ではない。

彼が今、この瞬間、この場所に居ること。
その事実こそが言葉よりも、大切な事実だと感じる。

それこそが言葉で表すことより重要な
オバマ氏が広島の人々につたえる「平和への想い」だろう。

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今から6年前。
この場所でMERRY PROJECTは、笑顔の傘を開いた。
希望にあふれる未来がおとづれること、それだけを願い。

そしてその想いは今、オバマ氏の訪問によって
新たな一歩を歩み始めた。

演説が終わり、オバマ氏は被災者と方と言葉をかわした。
テレビの画面から、会話の内容は聞くことはできない。

どんな話をしているのか、当時の体験、想いを語っているのか・・・
少しの間そんな考えがよぎった。

が、そんなことは関係ない。

これらの間に生まれた一瞬の「笑顔」から
会話の、想いの全てを感じ取ることが出来た。
「笑顔を最高のコミュニケーション」だと改めて確信した

被害者の一人である坪井 直さんがこんな事をいっていた。

「アメリカが悪いのではない。
これは人類が犯した過ちだ」

「過ち」それは人々が生きる上で必ずたち向かうことになる「大きな壁」だろう。
しかし、人は必ず「過ち」からたち直るための「強さと知恵」をもっている。

人間だけではない。
獲物をしとめることが出来なかった肉食動物は、
その過ちという教訓を乗り越える為に、知恵をつかい、
仲間とともに狩りをすることを覚えた。

1945年 8月6日 午前8時15分
人類は「大きな過ち」を起こした。
その事実は未来永劫、変わることのない真実だろう。

しかし、今日。
人類は、日本は、アメリカは、ま新しい一歩を踏み出した。

核のない世界。
こんな世界が実現したら、どんなに良いことか。

しかし、本当に必要なことはもっと簡単なことではないか。
核のない世界を目指すこと、そこには大きなアクションが必要だ。

しかし、それより簡単で、あかちゃんでも、杖をついた老人でも、国籍も関係なく
人々が出来る世界を「平和」につなげるアクション…

それは「笑顔」ではないか。

今回被爆者と会話するオバマ大統領をみて、
改めて笑顔の意味を理解することが出来た。

数十年前、この地で争い、多くの悲しみと怒りを投げかわした2つの国。
しかし、今その二つの国の間に投げかわされた「笑顔」

改めて思えば、それは奇跡のような
当たり前で、当たり前ではない瞬間に思えた。

「世界中の人々が笑顔になること。」
それこそが、本当の平和につながる為のアクションではないだろうか。

それはとても、難しいことだ。
核をなくすことより、はるかに難しいことかもしれない。

しかし、笑顔のない、「笑顔という核」のない世界なんてつまらない。

どんなに大きな問題が起きようと、た世界中の人々が笑顔で笑い、語り合える世界。
そんな世界にこそ、「未来の希望」そして「平和」を感じることが出来るだろう。



2010年に行なった「MERRY Umbrella Project in HIROSHIMA」
の時スピーチして頂いた池田清子さんは、
G7外相に同行している婦人らに語った。

いつのの日か、この歴史的な場所に
笑顔のドームを立てること。

訪れた人々が、笑顔になり、笑い合い、希望もつかむことができる
世界一 笑顔であふれる「記念碑」になることを願う。

私たちMERRY PROJCTは、これからも
世界中の人々とともに、笑顔という名の「核」を
世界中に届けていきます。

「笑顔は、未来の希望」

笑顔があれば「ダイジョウブ」。

MERRY PROJECT



Shape Asia Pacific 2016
G7外相会合が広島で行なわれた。

世界30カ国から100名を超えるグローバルシェイパーズが、
広島に集結し“Sustainable Peace”をテーマに議論を重ねました。





「ダボス会議」で知られる世界経済フォーラムの公式イベント。
次世代のリーダー候補「グローバルシェイパーズ」総勢100名が広島に集結し、
「平和とは何か」を問い、「持続可能な社会の構築」について議論することを目的とした
今回は、グローバルシェイパーズコミュニティ発足後、はじめて日本で開催された。

今回のキーワードは「平和」だ。

会場ではさまざまな笑顔の傘と共に、
世界中の人々が笑顔になって写真を取っている。

レンズを通して、伝わる人々の楽しそうな表情。
国籍も、生活環境も違う人々が、共に笑い合うことこそ、
平和へつながるだろう。



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