オリパラ選手に届けよう!世界で1つ 笑顔のメダル
2016.06.17 16:34
渋谷区立加計塚小学校にて、
オリンピック・パラリンピック推進教育
世界にひとつだけの「メダルづくり」ワークショップを開催!
MERRY PROJECTでは、笑顔のコンセプトをベースとして、
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、
誰もが笑顔で過ごせる世界の実現を目指し、
一人ひとりの意識を向上させていくための様々なプログラムを提案。
6月11日(月) に実施した笑顔の授業に引き続き、
渋谷区公認オリンピック・パラリンピック推進教育として、
学校の授業カリキュラムの中で、このワークショップを導入していただきました!
今回は、渋谷区長の長谷部健さんや
渋谷区オリンピック・パラリンピック推進担当課の皆様にもお越し頂き、
いよいよ街を挙げての本格始動となりました!
勝ち負けや点数で競う「世界で一番=ナンバーワン」ではなく
「世界に一人=オンリーワン」の魅力を発見。
自由な発想でメダルと表彰状をつくり、
オリパラ選手たちへの「リスペクト」を表現しました!!!
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オリンピック・パラリンピックといえば、
金・銀・銅のメダルと表彰台。
それは、厳しいスポーツの世界を
勝ち抜いた者だけが得られる栄冠です。
彼らの輝きを築いているのは、
数字で測れる技術だけではありません。
絶え間ない努力、強い信念、リーダーシップ、他の選手への思いやりなど…
目には見えない人間力や、唯一無二の個性が隠されています。
一番を目指すアスリートたちは、
どんなオンリーワンを持っているのでしょうか?
その答えを探るために、まずはグループに分かれてディスカッション!
子どもたちが持ってきたノートには、
事前学習として調べた、オリパラ選手たちの情報がぎっしり!
写真を貼り付けたり、イラストを描いたりして
自分なりに編集した資料を持ち寄ってくれました。
選手のプロフィールや、これまでのエピソードなど
関心を持った情報をグループのみんなと共有しながら、
尊敬すべきポイントを探っていきます。
「なぜこの選手を調べたの?」
「カッコイイと思ったから!」
「どんな所がカッコイイと感じたのかな?」
「一番になって金メダルを獲っているから!」
「どうして一番になれたのかな?」
「足が速いから。」
「その選手は、足が速くなるために何をしたと思う?」
「毎日たくさん練習をして、すごく努力をして頑張っている!」
たくさんの「なぜ?」を重ねると、
少しずつ、目には見えない選手の魅力が見えてきました。
メダリストを決定したら、お待ちかねのメダルづくり!
紙皿やペットボトルキャップなど、
身の回りにある素材をリユースして
世界に一つだけのメダルをつくります。
子どもたちの「リスペクト」の想いが詰まった
メダルと表彰状は、十人十色でどれも力作!
その自由な発想と創造力に、先生たちも思わず感心。
メダルが完成したら発表会です。
みんなの前で表彰状を読み上げて
作品に込めた想いや、デザインのポイントを説明。
子どもたちの数だけ視点があり、
それらを共有すればする程
価値観の幅が広がっていくのを感じました。
これらのメダルと表彰状は、
7月28日(木) にブラジル大使館で開催されるイベント
「WORLD DREAMPIC TOKYO TO RIO」で展示される他、
RIOオリンピック・パラリンピックや、渋谷区のまちづくり、
そして2020年の東京・世界へ向けて
さまざまな形での展開を予定しています。
最後に、渋谷区長の長谷部健さんから
渋谷の街づくりで目指すビジョンを、メッセージしていただきました。
長谷部さんからの、力強い言葉を聞くと
子どもたちの表情は、一層真剣な眼差しに変わり
自分たちが渋谷区の未来の担い手の一員であることを自覚した様子でした。
そして、校長先生からは、加計塚小学校のモットーである
「おもいやりの伝統を」というメッセージが
具体的なアクションとして、一歩踏み出されたことへの
喜びと期待のお言葉をいただきました。
6月11日に、全校生徒を対象に実施した授業の内容も
みんなの心にしっかり届いていたようで、
今日のワークショップでつくったメダルや表彰状の中には、
「笑顔」というフレーズが多く登場。
廊下ですれ違う子どもたちもみんな
「笑顔だ!」「メリープロジェクトだ!」
「笑顔の傘はとっても楽しかった!最高のアイデアだと思う!」
「東京オリンピックでもやって欲しい!」
など、嬉しい声がけをしてくれました。
2020年に向かって、笑顔の種が少しずつ芽を出し始めている。
そんなMERRYな空気を感じることが出来ました!
今日参加していただいたのは、加計塚小学校5年生のみなさん。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年、
彼らは中学3年生になっています。
もしかすると、このワークショップに参加してくれた
子どもたちの中から、世界で活躍するアスリートが
誕生しているかもしれません。
これから2020を終えるまでの5年間で
どんな未来を想像し、どんな夢を描き、
そこに向かってどれだけアクションを重ねていけるのか。
無限の可能性を持っているのは、
子どもたちだけではありません。
一人ひとりが描く夢と
みんなで描く大きな夢をつなげて
誰もが笑顔で過ごせる世界を築きましょう!
加計塚小学校の林校長先生、教諭のみなさま、
素晴らしいメダルと表彰状を作ってくれた5年生のみなさま
渋谷区 長谷部健区長、
渋谷区 オリンピック・パラリンピック推進担当課のみなさま、
FAROのコーチのみなさま、
フリーウィル 柴山先生
そして、今回の授業の立役者となってくださった
WORLD DREAMPIC の上田 晋さん
みなさま、ご協力いただきありがとうございました。