ネパール→東北「笑顔の原点」MERRY IN NEPAL




ネパール地震被災地に復興の笑顔を届ける
「MERRY IN NEPAL」2日目。

東日本大震災から6年目の3.11を、
このネパールの地で過ごし、
東北への思いを巡らせながら、

ボダナートという、チベット仏教の寺院を訪れた。
ネパール最大の巨大なストゥーパ(仏塔)があり、
ユネスコの世界遺産に登録されている。
ネパール地震復興の象徴的な建物のひとつだ。


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まず目に飛び込んでくるのは、青空にたなびくカラフルな旗。
祈りの言葉をカラフルな布に自分たちで書いて
それを空にたなびかせることで希望を掲げているのだ。

ここでは、モノが豊かでなくても、
幸福を追い求める方法を自分たちで考え暮らしている。

違いを持った人々が、それぞれの形で祈りを捧げる神聖な地。
この場所にいると、なぜだか心が落ち着いて、
平安な気持ちになれる。

 




この場所も、震災では甚大な被害を受け
ボダナートも破損してしまったそうだ。

しかし現在は、随分ときれいに修復されており、
現地の人たちの強い意志と力を感じた。

「ボダナートは修復させなければいけない」
みんながそう思ったのだ。

決して、モノが有る事が豊かだ、という価値観ではない。
神々を大切にしながら懸命に健気に生きているのが
ネパールの人々の姿勢だ。

実際に、現地で出会う人はみんなフレンドリーで親切。
民族は多いけれど、カオスではない。
色々な人たちが混ざり合って一つになっている、という印象を受けた。

まさに、ブッダの考え方である
「和顔愛語」笑顔とやさしい言葉が
人・街に落とし込まれているような場所だ。

 




たとえ9割が苦しい事で、楽しい事は1割しかなかったとしても、
その1割をみんなで見出して、幸せを分け合っている。

かつての日本では、当たり前に流れていた
空気だったかもしれない。

幸福の原点。
心の豊かさを「幸福の方程式」にしている。
そして、そこにみんなが当てはまっている。

困った時にはみんなで助け合おう。
政府が出来ないことも、市民が力を合わせれば成し遂げられる。
みんなで一緒になんとかしよう。
そんな声が聞こえて来るようだった。

東日本大震災から6年目の3月11日。
今も、ひたむきに復興を歩む東北の人たちの姿。
苦しい状況が重なる中でも、
わずかな希望を見いだして、それを広げて行く力を見た。

宗教という概念を越えて
ネパール・東北、どちらの地でも同じように
「信じる」ことの強さを感じたのだ。

信じているからこそ、
困難が起きても、ピュアに真面目に懸命に
助け合って乗り換える事ができる。



互いにポジティブに協力し合って「幸福」になっている。
そんなMERRYな空気を肌で感じた。

ボダナートの空気は、未来への希望!

ネパールの復興も、世界のMERRYも、この場所から始まる。
ボダナートに幸福な未来、希望のあり方を見た。




午後は、カトマンズにある「ダルバール広場」という王宮広場にやって来た。
震災で、広場にある多くの寺院が深刻な被害を受け
今なお剥がれ落ちたレンガがその凄まじさを物語っていた。

そんな傷ついた場所でも、
ネパールのMERRYな国民性を象徴するかのように、
広場には旗を持ったおじさんが居り、にっこりと笑っていた。

聞けば、復興の心を皆に呼びかけるために
大きな国旗を掲げて、色々な場所を巡っているという。

「ネパール頑張れ!地震に負けずに希望を持って頑張ろう!」

MERRY IN NEPALの趣旨を伝えると、快く協力してくれて
気がつけば、知らない子供たちも集まってきた。


笑顔の傘を持って活動をしていると、
言葉も人種も関係なく「最高だ!」と言って
にっこりと笑ってくれる。

復興に向けて懸命に頑張っている
ネパールの子どもたちの笑顔を撮影した。

人間は、本能として笑顔に救われる生き物なのだろう。
笑顔の傘を見ると、その本能に火がつくようで、誰しも目の色が変わる。
どんな人も、途端に目が美しくなるのだ。

笑顔は、みんなをひとつにするパワーを持っている。
笑顔こそ、人間に神から与えられた大きな「救い」なのだ。

色々な場所をまわって来たが、2日目にして早くも
30カ国目にこの地を選んだことの意味を強く感じた。
単なる30カ国目ではなくて、これは笑顔の第1歩。
笑顔の意味を見直すための再出発だ。

幸福の原点を持っている場所。
ここをもう一つの故郷にしたい。

ブッダも最後は旅に出た。
MERRY PROJECTも、この場所から
おおいに旅をしたい。

2500年前は、ブッダは自分の脚で旅をした。
今は飛行機もある。テクノロジーもある。

MERRY PROJECTは、
21世紀の笑顔の伝道師として、現代の新しいものと
融合させて出来ることがあるはず。

人間の持っている本能を分母にもって、
分子に新しい技術を用いた、未来の方程式をつくろう。

ネパールから、世界のMERRYな旅に出よう!
そんなことを強く思った1日だった。

MERRYの原点。
平和の原点。
人間の原点を、ネパールから学んだ。

カトマンズ。
ああ、原点。



ネパール地震から2年。
復興の笑顔とメッセージを世界に発信。
MERRY IN NEPAL


●日時:2017年3月9日(木)〜2017年3月20日(月)
●場所:ネパール・カトマンズ/カブレ/ナガルコット/バクタプル

MERRY IN NEPAL_詳細はこちら



MERRY IN NEPAL
Together with MERRY PROJECT
e-Education/IGC Foundation/PRESS CHAUTARI, Nepal/azbil

主催:MERRY PROJECT
協賛:アズビル株式会社
協力:NPO法人 e-Education/MERRY SOCKS/株式会社青森商事
株式会社エムアンドエムソックス/株式会社ウイックス/株式会社モア
株式会社カムアクロス/一般社団法人 七夕協会

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イベント開催にあたり、
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)のwebサイトから
寄付をすることで、どなたでもチャリティに参加することが出来ます。

▼資金の使い道

● 子どもたちの教育のための支援物資の購入(本・文房具など)
● 現地でのワークショップ材料費など
● 現地での交通費用(コーディネーター・移動のための車両レンタルなど)


少しでも多くの方々からの思いを集めて、
現地の笑顔に替えたいと考えています。
皆さまの、心からのご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

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