川内の未来を育てる、笑顔の課外授業!
福島県川内村のみなさんと共に“笑顔のカエル”を完成させた
「かわうち復興祭」でのワークショップから約3週間。
村の小学校に通う子どもたちと再会し、MERRYな課外授業を行いました!
復興祭会場となった「いわなの郷」はすっかり紅葉で彩られ、
笑顔のカエルも真っ赤なもみじで秋の装いに。
そこへ、学校の授業を終えた村の小学生たちが集合!
スクールバスを降りるなり、カエルに向かって一目散に走って来ました。
笑顔の紙皿ワークショップに参加した子どもたちは、さっそく自分の作品を発見!
初めて会う子どもたちも、興味津々です。
ここで水谷から、改めてこのオブジェに込められた意味を説明。
「笑顔でカエル川内村」は、震災で一時は全員避難を余儀なくされた村を
もう一度みんなが笑顔で“かえる”場所にするための、アートプロジェクトです。
シンボルとなるのは、村の天然記念物“モリアオガエル”でも親しまれる“カエル”!
復興祭では、みんなが作った約300枚の“笑顔のアート皿”を集めて
“笑顔のカエル”のオブジェを完成させました。
これらの紙皿は、一枚ずつ写真撮影してタイルに焼き付け、
来年再開する「かわうちの湯」の壁面を飾る予定です!
「僕もつくった!」「かわうちの湯、知ってるよ!」
大きな声で相づちを打ちながら話を聞いてくれました。
続いて、水谷から笑顔の傘を手渡された子どもたち。
開く、閉じる、飛び跳ねる、くるくるとまわす、じっと見つめる…
思い思いのコミュニケーションで大はしゃぎ!
笑い声が響くMERRYな空気の中、心をひとつにして笑顔の傘を開きます。
そしてそのまま、夕暮れの中をMERRY WALK。
世界中の子どもたちの笑顔と一緒に
未来へ向かって歩いているようでした。
室内に入ると、10月6日のワークショップで撮影した
川内の子どもたちの笑顔の写真がずらり!
みんな自分や友達の笑顔を見つけて嬉しそうです。
ここからは、“笑顔の力”についてのお話。
世界中の子どもたちの傘を紹介しながら、
津波や地震、貧困など過酷な環境の中で見てきた
彼らの笑顔の力強さについて語りました。
みんなも色々なことがあるけれど、
家族とも友達とも、笑顔で対話しながら協力して乗り越えて欲しい。
その第一歩として、今からみんなの笑顔を撮影しましょう!
そして最後は笑顔の撮影会で一日を締めくくる……はずでしたが、
自分の順番をじっと待っているなんてもったいない!
と言わんばかりに、部屋の中を四方八方へ
走る!走る!走る!
笑う!笑う!笑う!
川内の子どもたちは、とにかくエネルギッシュなのです。
今まで出会った世界中の、どの国の子どもたちよりも元気!
不安な様子など微塵も感じさせず、遊び回っていました。
傘でつくったおうちの中に入り、笑い合う彼らの姿に
東北の笑顔をつくってゆく未来の姿が重なりました。
川内村を、福島を、世界で一番夢のある未来の街にしよう!
全身からピュアなパワーを放つ彼らこそ、希望そのものなのです。
笑顔の授業に参加してくれた一人ひとりの中で
きっとMERRYな未来が育つことでしょう!
この様子は、11月30日に福島テレビ(フジテレビ系)「きみこそみらい」にて放映されます。
ワークショップや復興祭も含めた番組放送をお楽しみに!
→「きみこそみらい」Webサイトはこちら!
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