神戸・新長田にて. 熊本地震メリーちゃん募金開始!
2016.05.03 16:18
阪神淡路大震災から21年目を迎えた、
神戸・新長田の商店街でも、
「熊本地震・メリーちゃん募金」をスタートしました!
募金箱を設置していただいたのは、こちらのお店です。
● 冨士屋呉服店 /六間道4丁目商店街
● フルーツしまざき /六間道5丁目商店街
● 神戸桜珈琲 /新長田1番街商店街
新長田のみなさんと一緒に、
熊本地震・被災地へのエールを贈りましょう!
MERRY PROJECTの原点でもある、神戸・新長田で、
笑顔のコミュニケーションと、あたたかい街の人たちが
あなたをお待ちしています!
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各商店街に設置されたサイネージでは、
今年の1月17日に開催した「MERRY in KOBE」のイベントで、
新長田の皆さんと一緒に踊った
「にっこりダンス」の映像が上映されています。
笑顔のチャリティ絵本「はーい にっこり!」は、
昨年、阪神淡路大震災震災20年目を機に誕生し、
新長田でのMERRYなまちづくり活動を応援しているのです!
新長田駅前の鉄人広場、
六間道5丁目商店街、
六間道4丁目商店街の3箇所を舞台に
地元の方々といっしょに、みんなで歌って踊った
にっこりダンスが、今も商店街に笑顔を広げています。
こちらは、六間道4丁目商店街にある、冨士屋呉服店さん。
MERRY SOCKSの販売にもご協力いただいている、老舗の呉服屋さんです。
店主の増井さんご夫妻は、いつも温かいお茶と、にこにこ笑顔で迎えて下さいます。
美しい着物の生地が並ぶ店内も、
震災時いは、全てのウィンドウが割れてしまい、
滅茶苦茶になってしまったそうです。
さらにその当時、奥様のお腹の中には
赤ちゃんがいらっしゃったとのこと。
震災のあった日は偶然、いつもとは違う場所で寝ており、
幸い命は無事だったけれど、もしも普段と同じ場所で寝ていたら、
おそらくタンスの下敷きになっていた。
お腹の中の子が、守ってくれたのかもしれません。
その年に生まれた子が、中学を卒業する年に、
今度は東日本大震災が発生したんです。
増井さんの奥様からは、そんなお話も伺いました。
増井さんのご主人は、MERRY in KOBEのイベントの時にも、
毎回様々なご提案やアドバイスをくださる、街の「アイデアマン」。
最近のヒットは、新長田発祥のグルメ・そば飯からヒントを得た「ソースボウリング」!
ソースのボトルをピンにした、ボーリングのイベントを商店街で実施されました。
そんな増井さんのMERRYな人柄に誘われて、
冨士屋呉服店には、ご近所の方々が自然と集まって来ます。
お話中にも、おじちゃんが店の扉を開けて、
今日の相撲の結果を報告をして帰って行くなど、まるで地域の憩いの場。
ご近所さんが「ボヤや!」と慌てて駆け込んで来て、
バケツを持って、数件隣のお花屋さんまで走り、
壊れたストーブの煙を消しに行くハプニングも!
そんなMERRYな助け合いの文化が
新長田の笑顔の秘訣なのでしょう。
熊本地震・メリーちゃん募金箱も、お店への設置だけでなく
5月14日(土) 開催の手作り市「ART CRAFT ROKKEN」の
イベント会場にも置いてくださるそうです!
続いては、六間道5丁目商店街の「フルーツしまざき」さん。
店主の嶋崎さんは「三国志なりきり隊」メンバーとして、
三国志のキャラクターに扮し、商店街を盛り上げる人気者です。
嶋崎さんもまた、新長田の21年間を見守ってこられました。
21年目に入り、震災に関するイベントは規模が縮小され、
メディアでの報道も少なくなったけれど
東日本大震災・熊本地震を受けて、
「阪神淡路大震災を風化させない! 」という意識は高まっている。
と力強く話してくださいました。
震災復興のプロジェクトとして、
北は「鉄人28号」、南は「三国志」をシンボルに
街を盛り上げてきた新長田。
月に1度は「なりきりサンデー」というイベントを開催したり、
六間道5丁目商店街のwebサイトをオープンしたり
チャレンジを続けていらっしゃいます。
今回の熊本地震に対しても、少しでも力になりたいと、
募金箱も快く設置していただきました。
商店街の、空き店舗対策のひとつとして
昨年オープンしたかき氷屋さん「六花 (Rikka)」は
行列が出来るほどの大人気店!!
メリーちゃんも、いちごミルフィーユ味のかき氷をご馳走になりました。
さっぱり甘くてふわっふわの氷に、みんな「にっこり」!!!
そば飯に続く、新長田の名物です。
5月14日には、長年愛されてきた「三国志ガーデン」を閉館される
ということで、当日は無料開放イベントも実施されるとのこと。
三国志ガーデンで展示されいていたものは、
商店街の各所に配置されるので、今後の展開にご注目!
また、6月には六花の並びに、カレー屋さんを開店予定。
みなさん、ぜひ足を運んでみてくださいね!
「はーい にっこり!」の絵本やCDの販売にもご協力いただいている
桜珈琲・店長の鈴江さんも、とってもMERRYなアイデアで地域を盛り上げています。
最近では「笑顔寄席」という、落語イベントの開催や、
お客様と一緒に淡路島へ行くバスツアーなど、
様々な企画をプロデュースされ、
従来の喫茶店を越えた、地域のコミュニティを築いているとのこと。
イベント案内やお店の情報のハガキも
コミュニケーションの一つとして大切に心を込めて作っていたら、
それが届くのを楽しみにして、
お返事の手紙をくれる方もいらっしゃるそうです。
常連さん同士が仲良くなるなど、
お店を通して、笑顔の輪が広がっている素敵な空間。
次回の笑顔寄席には、月亭方正さんが出演されます。
メリーちゃん募金箱をはじめとした、
熊本地震へのチャリティ活動もされるので、
告知情報を要チェック!
これらの取り組みの基盤となっているのが、
新長田まちづくり株式会社。
代表の宍田さんは、
「地元の住民の方々から、声が上がることがとても大事」
と仰っており、その言葉の通り
商店街の日常的な部分から、イベント関係まで、
街の方々の想いを形にし、笑顔のまちをつくるための
様々なサポートをされています。
2015・2016のMerry in KOBE開催の際にも、
新長田まちづくり株式会社の皆様に
たくさんのご協力をいただきました!!!
MERRY PROJECTも、新長田の皆様と
「共に」アクションを重ねて参ります。
阪神淡路大震災から21年。
兵庫県神戸市の合同庁舎建設を控えた新長田は、
また新たな復興のステージへ向かって、
希望を持って歩み続けています。
そして、今回の熊本地震で被害を受けた地域の方々に
MERRYな想いを寄せています。
新長田の持つMERRYな笑顔の力を、
九州へ、そして日本中・世界中へ広げて行きましょう!