ESDをリードする中部大学/50周年キャンペーン
2014.03.18 18:09
今、中部大学ではESDと50周年のキャンペーンが大展開。
40台近いバスの両側にはMerryな笑顔。
バスステーションのビルボードにも。
連日行われるESDイベントにもポスターが掲示され、
昨年のオープンキャンパス以来、
中部大学の50周年キャンペーンとして立派なものとなってきた。
2014年、ESDをリードする拠点として、中部大学は開学50周年を迎えた。
中部大学は現在、国連が進めている
「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」(2005~2014)の
中部地域における活動拠点である。
2014年に名古屋市で開催される「ESDユネスコ世界会議」に向けて、
また中部大生が人・社会・地球の多様性を尊重しつつ、
21世紀の持続可能な社会づくりの一役を担う人材として育って欲しいと願い、
この50周年を記念するコミュニケーションマークをデザインした。
地球を見据える中部大学が核となり、持続発展のための教育を通じ、
多様な社会、環境、経済とつながり、世の中に広がり、未来<地球>をつくる様をシンボル化。
中部大学の頭文字“C”の中(向こう)に“地球”を配置。
大学を通して未来の世界を見据えている様子を表現した。
このマークにある、多種多様な文化・考え方が持続可能な地球になることであり、
これからの中部大学のコンセプトとストーリー・デザインとなるべきものと思う。
まさに今年からESD教育、ESDコミュニケーションを学生に実施。
中部大学の卒業生として、もっと素晴らしい大学にしたい。
21世紀の大学ブランディングを未来へ、明日へ向かってデザインすることが大切である。
ジャングルは、多様な動植物が生存する生き物たちの楽園。
地球上に存在する様々な自然環境は、それに適応し、得られる恵みを最大限に生かす、
多様な文化を築いて来たのが先住民族の人々。
地球の裏側の砂漠地帯を最もよく知っているのは、そこに住む人々である。
地球の驚くべき多種多様な場所の何処においても同じである。
森に住む人は森を、
山に住む人は山を
平原にする人は平原を
誰よりも熟知している
多種多様な文化、考え方を取り入れることが持続可能な地球になる。
このような、多様な文化を基礎とする考え方が、21世紀の先頭に立っていくことを願う。
20世紀はクオリティの時代であったが、21世紀はコミュニケーションの時代。
ESDの拠点校として、未来を笑顔に導くリーダーとして、
人・社会・地球を幸せにできる人間を中部大学から一人でも多く創出すること。
社会を分析し、社会の仕組みを設計するソーシャルデザインができる人間づくりが必要である。