この日集まった参加者は約100名。
前回のエコバッグづくりワークショップに
参加して下さった方の姿もたくさん見られました！！

受付で笑顔と糸の傘を受け取り、
糸ちゃんバッジを身に着けたら準備万端！
全員で集合写真を撮影して、笑顔の旅がスタートしました。

実はこの前日、群馬は激しい雷雨に見舞われ、ツアー当日も雨の予報…
バスに乗り込むみなさんを、糸ちゃんも見守っています。
「今日一日、MERRYな天気になあれ！」

みんなを乗せたバスは、上信電鉄・高崎駅に到着！
そこで参加者をお出迎えしてくれたのは、
日本で最も古い電気機関車として活躍した「デキ」。

大正13年にドイツからやって来て以来、
平成６年まで貨物輸送として地元民たちに親しまれてきた「デキ」には、
この地域のヒストリーが染み込んでいるのです！！
子どもたちは、「デキ」の操縦席に座ってその歴史を体感させてもらいました。

「デキ」の他にも、線路の上には
この地域でしか見られない車体が並んでおり、
みんなを楽しませてくれました！！

そしてお待ちかねの“貸切列車”で出発進行！！！
窓の外に見える美しい景色について、
駅員さんが車内アナウンスで解説してくれました。

豊かな自然に恵まれた地元の風景を眺めながら、隣の人と一緒にお話をして、
ゆっくりと電車に揺られる道中もまた、とてもMERRYで貴重な時間です。

そして、みんなが楽しみにしていた車内でのランチタイムです。
創業時の富岡製糸場を今に伝える回顧録「富岡日記」に記された
当時の食生活を再現したお弁当を、みんなでいただきました。

目で見て、手で触れて、舌で味わって…
地域文化を全身で感じることが出来るのも、この糸ツアーの魅力です。

いよいよ「上州富岡駅」に到着！！！
駅に着くと、前日の大雨がうそのような青い空。
最高のお天気に恵まれ、MERRY WALKで富岡製糸場へ向かいます！

100名が連なった“糸と笑顔”の行進に、道行く人たちも
「何これ！？」「すごいね！」とニッコリ。
糸ツアー参加者と富岡のみなさんが、笑顔で繫がっていました。

駅から製糸場までの間には、
“祝「富岡製糸場と絹産業遺産群」世界文化遺産登録”
の文字があちこちで踊っていました！
お祝いムードで活気づく街並に、みんなの期待も高鳴ります！！




ついに富岡製糸場にやって来ました！
まずはそれぞれに場内を見学して、世界遺産を学びます。

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、19世紀後半から20世紀にかけて
高品質な生糸の大量生産の実現に貢献しました。
明治維新直後、近代化された諸外国への仲間入りを目指した政府は、
フランス人ポール・ブリュナを指導者として雇い入れ、
明治5年（1872）、この富岡の地に全国初となる官営模範製糸場を創設。
操業を停止する昭和62年（1987）まで、
全国から集った“工女さん”たちによって稼働し続け、
140年以上もの間、日本の近代化のシンボルとして活用・保存がされてきたのです。



国境を越えた技術交流で海外と協力し合い、
女性たちが力を合わせて切り拓いた文化の発展。
そのストーリーは、MERRYな未来の社会を創る私たちの
教科書になるのではないでしょうか！



製糸場の中では、水谷による「笑顔の撮影会」も実施しました！
ファミリーごとに写真を撮影し、笑顔の思い出づくり。

ずらりと並んだ“糸ちゃん”の傘は
通りがかった一般のお客さんたちにも大人気で、
気付けばみんなの記念撮影スポットに！

ツアーの最後には、参加者のみなさまに
今日の集合写真が貼られた表彰状をプレゼントしました！

「あなたは、今日いちにち『富岡製糸場』で
世界遺産の“文化”にふれながら、
みんなと“笑顔”でつながることができました。
地域の中で、ずっと昔から守られてきた歴史を
これからも大切に受け継ぐことで、
世界へ、未来へ、笑顔を紡ぎましょう！」

糸と笑顔で地域文化を巡る一日。
今回の糸ツアーで撮影された笑顔いっぱいの写真は、
「糸ツアー写真展」にてご覧いただけます！

日時：9月27日(土)／時間未定
場所：スマーク伊勢崎3Fフードコート前

その他にも、糸プロジェクトでは笑顔のプログラムがいっぱい！
どちらも参加無料です。みなさま、ぜひご参加下さい！

【MERRY SMARK 糸プロジェクト 関連NEWS】
8/26「世界遺産『富岡製糸場』で笑顔を紡ぐ！糸ツアー」
8/7「“MERRY SMARK 糸ツアー” 参加者募集中！」
8/6「糸バッグづくりワークショップ開催！8/9(土) 」
7/30「上毛新聞『糸でつなぐ人と人』」
7/28 「 糸でつながる笑顔のコミュニケーション、始まる！」
7/23 「『MERRY SMARK 糸プロジェクト』ついに始動！」
6/23 「『富岡製糸場』世界遺産登録決定！」