「もし建物が夢を見たら?」~ドイツから
2009.08.13 17:47
ハンブルク市立美術館は
ピカソやルノワールの名画などを所蔵するドイツでも有数の美術館だが、
そんな歴史ある美術館で壁を使用した、ある実験的な試みが行われている。
「555 KUBIK」と名づけられたこの作品プロジェクターを
投影することで非現実的な映像世界を実現している。
ゆれる、うねる、ながれる、壊れる
壁を使って自由に行われていく表現から
目が離せない。
この作品の副題には、「もし建物が夢を見たら?」と
あるそうだが、この作品を見ていると
映像を見ているこちらがまるで夢を見ている気分になるから
不思議だ。