【福岡】ペットボトルキャップが植木鉢に
2010.02.17 9:17
ペットボトルのふた 再生 65個が1個の植木鉢に
「燃やすと二酸化炭素が出るけど、植木鉢にして植物を育てたら、葉っぱが光合成
をして二酸化炭素を吸ってくれるんだよ」
昨年12月22日、福智町伊方のプラスチック成形メーカー
「プラテクノマテリアル」。
専務の山本裕紫さん(41)が、ペットボトルのふたで作った 植木鉢を手に
子どもたちに語りかけた。
ふたは1個2・5グラム。
400個(1キロ)を焼却すると3・15キロの二酸化炭素が発生するという。
同社を訪れたのは町立上野(あがの)小児童会のメンバー。
全校児童128人が集めた7万個を超えるふたを持参した。
同社はふたの提供者に限って植 木鉢を1個250円で販売している。
「エコを実感してほしい」との思いから、市販はしていない。
「こんなにきれいに生まれ変わるなんて」。
児童会代表の太田翔君(12)は驚いた様子で感想を語った。
同社は車のプラスチック部品の再生を本業にしている。
しかし、折からの不況で入荷量が減少。
昨年4月からペットボトルのふたを扱うようになった。
「どうして、ふたを使うの?」。
山本さんが植木鉢への再利用を思いついたのは、
長女の小学1年、彩貴(さき)さん(7)に尋ねられたのがきっかけ。
答えに窮してしまった。
当初は荷物を載せる台に再利用していたが、
「子どもにも分かりやすい形で利用しないと、エコを身近に感じてもらえない」
と考えた。
夏休みにアサガオを育てる彩貴さんの姿を見て、
植木鉢にすることを思いつき、同9月から作り始めた。
一つの植木鉢に使うふたは65個。
地元の障害者施設に色分けを有償で委託して、着色せずに、
赤や青、白など6色の植木鉢にしている。
ユニークな取り組みとして注目されるようになり、
これまでに九州各地の学校や企業など約1000団体から
1066万個に当たる26・6トンが無償で寄せられ、
約4000個の植木鉢になった。
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Merry Farmingのように、キャップがエコになるアイデアです。
ペットボトルのフタの色そのままで植木鉢が作れるなんて
きれいでかわいいですね。
カラフルなキャップを使った笑顔になれる農業が体験できる
Merry Farmingも是非よろしくおねがいします。
Merry Farming の商品ページはこちら
https://www.merryproject.com/jp/presentation/farming.html
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