お寺でMerryな日本語学習
2010.10.04 6:43
こんにちは。この夏日本語教育を通したMerryを探す旅をしてきたナツコです。
今回はカンボジアとラオスで出会った日本語学習者についてのレポートです。
まずはカンボジアから。
アンコール遺跡で夕日を見ていたときにたまたま話しかけてくれたヴィトーさん。
「NON STYLEの石田に似てるから石田と呼んでください」と気さくな彼。笑
それがきっかけで仲良くなり、私のカンボジア滞在中、
お仕事の前に、ゲストハウスに挨拶に来てくれたり、カンボジア料理のお店につれていってくれたりしました。
彼は毎朝お寺で日本語の勉強をし、
そのあとアンコールワットの日本人向けガイドの仕事をしているそうです。
そんな彼のMerryは、
「家族と会って一緒にごはんを食べるとき。日本人の友達がいたらもっと幸せ。」
冗談を交えた彼のガイドは、訪れる観光客をとてもMerryな気持ちにさせてくれます。
また、ラオスのルアンパバーンでは、ラオス人と日本人観光客の二人組に遭遇。
日本語の教科書を覗き込んでいたので話しかけると、
たまたまお寺を見学していた日本人観光客に、日本語でわからないところを教えてもらっているところでした。
彼の教室もお寺。
昔の日本でいう寺子屋みたいなものでしょうか?
学費が払えなくて、なかなか日本語学校や大学で勉強することができない人のために、
朝、お寺を開放し、英語や日本語を勉強できるようにしているそうです。
そうやって、学ぶ意志を持った人たちが自由にお寺に集まって、みんなで勉強する。
そんな学びの場ってなんだかステキだなぁと感じた瞬間でした。