メリープロジェクト

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

光のまったく無い世界。
目を開けても瞑ってっても
みえるものは黒い闇の世界のみ。

最初はただその感覚に驚き、たじろいだ。
進む方向感覚が分からなくなる不安。

視覚以外の感覚を研ぎすまさなければ次に進めない。
周りの人の協力を得ないと前に進めない。

その時に芽生える、コミュニケーションの心地よさ、大切さ。

だんだん暗闇の世界が気持ち良くさえなってきた。

自分が他人に見えていない事、
人に自分が見えていない事により、
コミュニケ−ションに変化があった。

普段よりなぜかコミュニケーションが積極的ですらある。
「人にどう見られるか」「空気読む、顔色うかがう」と言う事を
実は気にしていたのかな。

視覚って情報が自分の生活の中で、
こんなにも脳みそを支配してるんだって事も思い知らされた。
視覚情報のまったくない世界は 恐怖なだけではなく、
自ずと飛び込んでくる情報から解放されたからか
心地よくすらあった。

まったく光のない暗闇の中で過ごす。
このシンプルな行為に、
普段気づく事のできない色んなエッセンスが詰まっていた!!!!

すんごいエンターテイメントでした!!!!

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