太陽の光と恵の水と
2009.02.11 0:21
この不思議なカタチをした浄水器は、
太陽光を利用した浄水器その名も『Watercone』
シンプルなのにとても優れもの。
たとえば、塩分を含んでいても、
汚染されたりしていても、水を浄化して、
数時間のうちに
淡水を最大でなんと1.7リットルまで生成できる、と
同製品のサイトは述べている。
[設計者はドイツのStephan Augustin氏。
同氏の本業はBMW社のデザイナー]
Waterconeの仕組みはこうなっている。
1.浄化したい水を黒い平皿に入れて、円錐形の蓋をかぶせる。
2.黒い平皿は太陽光を吸収するので、水は加熱される。
3.こうして蒸発した水が凝結して、円錐の内側に水滴ができる。
4.これらの水滴は、円錐の内側の円周部分をぐるりと囲んだ
「とい」状の部品に流れ込む。
5.数時間したら蓋を外し,円錐の上下を逆さにすれば、
清潔な水を容器に取り分けられる。
(Waterconeの使い方は以下の動画で紹介されている。)
Waterconeは今夏販売開始予定で、
価格は30ドル以下となる見込み。
この装置は、発展途上の貧しい国々や
清潔な水を欲しくても、飲めなかった人々など
本当に必要としている人のもとで
たくさんの笑顔になるきっかけになってほしい。