メリープロジェクト

東京湾に海の森出現!?

日本国内のみならず世界で活躍中の
建築家の安藤忠雄さんはヘリコプターの中から東京湾を埋め立てた
巨大なごみ捨て場を見下ろしながら構想を思いついた。
そこに広大な「海の森」を造ることだ。

その構想は後に、東京都による2016年五輪の招致活動の

一部としても役割を果たすことになるらしい。

安藤さんは東京湾にひろがる

88ヘクタールにもおよぶごみ処分場を、日本の首都に

自然のオアシスに変えたいと思い東京湾に海の森を作ることを

決意し「海の森プロジェクト」を始めた。

「海の森」予定地は、

五輪のメインスタジアム予定地から約6キロ、

皇居から10キロに位置し、都心とはトンネルで結ばれる。

植樹の間をめぐる敷地内の道路 は、

都内で解体されたビルのがれきをリサイクルして造る。

地下の下水道システムによってすでに、

ごみなどから出た有毒物質が東京湾に

流れ込まないよう処理されている。

また「海の森」によって、

緑地で冷却された風が都心部に流れ込み、

ヒートアイランド現象を抑える

自然の空調としての効果もあるという。

安藤さんによると「海の森」に苗木を植樹をするため50万人に、

1人あたり1000円の募金を呼びかけ、

これまでに40万人が応じ、植樹も始まっているという。

オリンピックのあるなしに関わらず

東京にひとつでも多くの緑を増やす活動に

あなたも参加してみては。。

→「海の森」プロジェクトのHP

原文はこちら



→東京湾に「海の森」を、五輪招致にも一役

安藤忠雄さん

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