メリープロジェクト

核の傘を閉じて、笑顔の傘を開こう!

 

今日は原爆記念日。

1945年8月6日に広島に原子爆弾が投下されてから65回目。

核の傘、テロの傘—核兵器廃絶に向けて、

私たちができる事は、笑顔の傘を開く事。

私は水谷さんの本に感動してからというもの、

水谷さんの活動にエールを贈ってきました。

優しさと無限の情熱を持った人。心と心を繋ぐ真の表現者。

私は水谷さんに「広島、長崎で笑顔の傘を開いてください!

その場所から平和へのメッセージを発信すること、

それが水谷さんの役割だと思うのです!」と

ずっとあたためていた気持ちを伝えると、

後日、水谷さんから「あひこさん、やってみましょう!」と

返事をいただきました。

それから本番まであっと言う間でした。

全て、Merry Umbrella Projectのスタッフの皆様のおかげです。

深く感謝いたします。



お忙しい中、

「平和のメッセージ<MERRY PEACE> の

ミウラ折りも制作しましょう!」と

言っていただいたこと、ものすご〜く嬉しかったです。

それからアド・キョウサイの皆様、

ミウラ折り研究会の皆様の協力があり、

全て夢で終わらずに、現実となりました。

ありがとうございました。

広島のこの場所で、笑顔の傘が開いた!

くらくらする広島の日差しにも負けず、

Merry Umbrella Projectが行われたのが8月1日。

あれから数日しかたっていないのに、遠い日のことのように感じます。

あの日、汗を流しながら、傘を両手で握り続ける男の子。

真剣な瞳で、指示を出す水谷さんを見つめる学生さん。

今、この瞬間、笑顔の傘を一生懸命開き、平和を願う姿。

参加してくださった皆様、心からありがとうございました。

Merryなハートが一つになった青空の下。

広島も日本も世界も飛び越えて、

大きくてあたたかな不思議な気持ちに包まれた時間でした。

—— 子どもたちの笑顔は未来への希望です ——

全身汗だくの水谷さんが、メッセージを伝えます。

その声は天と地へも届くように、祈りを込めながら…。

その瞬間、肌の色の違う子供の顔、顔、顔の傘が

ひまわりのように咲きはじめました。

それぞれの足元の砂の下に眠る魂たちも、

笑顔の傘を見てくれているのかな?

どんな思いで、このProjectを見つめているのかな?

と私は問いかけていました。

65年のやるせない思いが、

叫びと共に砂に染み込んでいると感じながら…。

全てが終わった時、その笑顔の傘が広島の太陽の下で笑っていて、

傘を持ち続けていたみんなの顔も良い笑顔。

キラキラ輝いていました。

この地に眠る魂たちに

「無事に、何ごともなく終わらせてくださり、感謝いたします」と一礼をした時、

平和の傘、希望の傘、Merry Umbrella Projectの

メッセージが受け入れられたような気がしました。

明日、長崎の地で、笑顔の傘が開きます。

核の傘を閉じて、世界が平和でありますように!

株式会社miura-ori lab   あひこゆみ

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