横浜生まれ横浜育ちのおいしいはちみつ
2009.06.20 18:50
本日、横浜の馬車道駅を降りてすぐ北仲ブリックの屋上にて活動中の
「Hama Boom Boom Project」の採蜜に参加してきました。
平日の、曇りがちでどんよりした梅雨の空が嘘のような
良く晴れた青空に恵まれて絶好の採蜜日和となりました。
屋上へ上がると、大量の蜂がまさにブンブンと元気よく飛び回り
子どもたち手描きのカラフルな絵が映える、
蜂の小屋がある気持ちのいい屋上空間にまず驚きました。
早速、白い服に着替えてネット付の麦わら帽子を被れば準備万端。
スタッフの方が早速、片手に煙を出す道具を手に小屋の中へ。
慣れた手つきで、ひとつひとつ丁寧に巣箱を開けて巣を取り出していきます。
手に持った用具で煙をかけるのは、山火事が起きると蜂の巣を守ろうと
巣に張り付きおとなしくなる蜂の習性を利用し、大量の蜂が
おとなしくなったところを一気にふるい落とします。
そして、取り出した巣の蜜蓋をナイフで切り落とし、
なかからは、黄金色に輝くあまそうな蜂蜜が顔を覗かせます。
その後、遠心分離機に巣をセットし、ハンドルをぐるぐると回すと
はちみつと花の香りが混ざったようないい香りが漂ってきました。
やがて、1巣箱ほど終わった頃、貯まったはちみつを遠心分離機の下についた
排出口を開け取り出すと、ドロリと黄金色にキラキラと輝く
横浜産のはちみつが流れ出てきます。
見ているだけでうっとりしてしまいますが、一口味わってみると
一瞬言葉を失なう程のおいしさ。生まれて初めての採れたてはちみつは
様々な横浜の花の香りが漂う、言葉にしがたい忘れられない味でした。
このはちみつはろ過してタンクの中へ大事に大事に保管されます。
本日採れたはちみつは3箱で13キロほど、、一匹の蜂が活動する
巣から2~4Kmの範囲内で一生かけて集められる
蜜の量がスプーン1/2程度(蜂は上の写真のように足に
花粉をつけて運びます)らしいので、決して少なくない貴重なはちみつです。
初めはおっかなびっくりだった蜂の大群も
終わる頃には、なんだかかわいらしく感じて、
今までもっていたはちみつのイメージが変わるほどの
素晴らしい体験になりました。
やはり、やってみなければわからないことはたくさんあるものですね。
みなさんもチャンスがあればぜひ、ご参加されてみては・・・。
ここで採れた蜂蜜は市販はされていませんが
今年の夏、このはちみつが味わえるチャンスがあります。
横浜開港150周年に出店するそうで、その時に
このはちみつは地ビール会社の厚木ビールさんと共同開発し
はちみつビール(ハニーエール)になって
来場者の皆さんも飲むことができるそうですよ。
そのほかにもお子様向けにはちみつを食べることもできる予定。
ここでしか味わえない特別な味で、開港150周年で盛り上がる
横浜をはちみつで味わってみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらをご覧下さい。