いよいよ、1月9日の発売が目前に迫った

「デザインが奇跡を起こす」を本日は紹介します。

以下、著者「水谷孝次」のインタビューです。

僕は人を幸せにしたくてデザインの仕事を始めました。

デザインとは、社会や時代とともに変化していくもの。

僕はデザイナーを志したときから、ずっと時代と共に

デザインしてきました。

80年代の商業広告、90年代の社会・文化・アート。

時代が求めるものを探しているうちに、

ある日「デザインはクオリティではなくコミュニケーションだ」と

気づきました。

そして99年、旅先で出会った女の子たちの屈託のない笑顔。

それが世界中の人々に

「あなたにとってMERRY（楽しいこと、幸せなとき、将来の夢など）

とは何ですか？」

というシンプルな質問を投げかけ、その笑顔とメッセージで

MERRYを広げる活動、MERRY PROJECTのはじまりでした。

これまで10年間で25カ国、30,000人以上の笑顔と

メッセージを取材し続けてきました。

‘05年には愛知万博、‘08年には北京五輪の開会式、

そして‘09年には津波の被災地であるスマトラ島で、

そのMERRYな笑顔の花が咲きました。

その笑顔とメッセージに込められた、一人ひとりのMERRYな想いと、

地球を大切に思う気持ちは、国境を超えてつながっていくと信じています。

デザインは紙の上の仕事だけではない。

みんなが個人的なエゴを捨て、平和を愛し、

デザインしていかなければならない。

欲や名誉のためではなく、人のため、社会のため、

地球のためにデザインする時代が来ているのです。

私のMERRYは「和顔愛語」。

これは、ブッダによる2500年前のメッセージです。

何もなければ笑顔と優しい言葉を相手に与えて下さい。

必ず笑顔と優しい言葉があなたに返ってきます。

まさに、メリー・ゴー・ラウンド。

この本が世の中の空気を変えるきっかけになると嬉しいです。

僕がやってきたことは全てに通じると思うので、

デザインに関係ない仕事をしている人もぜひ読んでみてください。

そして、1月10日23:00~

TBS系「情熱大陸」に出演が決定しました。

「デザインとは人を幸せにすること、社会を幸せにすること、

そして地球を幸せにすること－」

そんな想いで様々な社会貢献活動を続ける半年間を

ドキュメンタリー番組の情熱大陸に取材して頂きました。

5年前に大地震で壊滅したインドネシアで「復興」を

テーマに手がけたプロジェクトや、

農業や医療などのソーシャルデザインの新しい

可能性などを放映予定です。

お楽しみに！！

→情熱大陸のHPはこちら

→コラムにて予告編を公開中です。