青年よ大志を抱け!
2011.01.30 2:26
1月21日 16:00 横浜港大さん橋国際旅船ターミナル出航
第23回内閣府「世界青年の船」の参加青年総勢 約300人
(日本参加青年 138人・外国参加青年144人)は、
40日にも及ぶ航海に出た。
出航時に船内での活動や生活に対しての期待感、
そしてこれからの世界を担う青年としての意思
2011年1月21日、午後4時。
僕らは、横浜港の「クジラ」と呼ばれる大さん橋から、大海原へと旅に出た。
内閣府青年国際交流事業「第23回世界青年の船」。
300名を超える一つの小さな地球が岸壁を離れたとき、港は歓声に包まれ、
見送りに来た人の波とその人々との絆を表すかのように投げられた紙テープが、
潮風も強い1月の横浜にうねりと共に広がっていった。
そのなかで、僕らは傘を広げた。
一つ、一つと、傘を広げていく度に、
ターミナルの展望デッキに広がる温かい歓声。
心なしか、手を振る人々の目線もいつものものとは少し異なる。
笑顔が書かれたmerry projectの傘につられ、
別れを惜しみ泣いている人も、
少しずつ笑顔になっていった。
船は進み、国際客船ターミナルからもかなり離れてしまった。
横浜ベイブリッジをすり抜け、外海へと進んでいく。
僕らの胸に、参加青年としての自覚を目覚めさせた。
いよいよ始まる一生に一度の経験に期待を込めて…