MERRYな恵みの雨とカエル、笑顔の田植え体験。観察日記Vol.003
2013.05.11 19:36
恵みの雨が降る中、「MERRY FARMING 田植え&米粉料理でお米を楽しむ」
を MERRY GARDEN屋上 で開催しました!
色とりどりの個性あるレインコートを着て、みんな屋上に大集合!
あいにくの雨もなんのその、みんなやる気満々です。
小島さんの指導のもと、稲の苗を手にもって、いざ田植えスタート!
子どもたちの持っている稲の苗をよく見てみると、
一粒の籾から芽が伸びて、苗が出来ていることに感動!
やっぱり、見て、触って、初めて感覚になったのでしょう。
お米も一粒ひとつぶが「種」!
ここからはじまるということを感じてもらえたと思います。
あっという間に一畳田んぼと樽の田植えが終わりました。
この樽は白鶴酒造からいただいた酒樽を再利用。
田植えの途中のサプライズ!なんと屋上農園の番人のカエルが登場!
雨と楽しそうな笑い声につられて、ぴょっこり出てきてくれました。
子どもたちにもとっても大人気。
屋上農園にも存在する命がいっぱい。
植物もトカゲもミジンコも虫もカエルもみんな生物多様性。
すべての生命感も自然の中にある。
自然の中に「生きる」ことのすべて答えがあるはず。
自然と対話し、生き物と接することによって、
自然と繋がれば繋がるほど、
心は豊かになり、優しくなり、そして笑顔が増える。
身近な場所から生態系を知るということは
とっても大切なこと。
今日は、雨が降って、本当にMERRY。
雨がこんなにも幸せなもので、大切なものだと
子どもたちも気付いてくれるはず…。
ここで、田植えで
おなかペコペコになった子どもたちのお昼タイム!
岡山県美作市英田上山の棚田米
『MERRY RICE』のおにぎりが、子どもにも大人にも大人気!
いろんな具をチョイスして、
オリジナルマイMERRYむすびを作って食べました。
食事の後は、ツルナシインゲンの苗をみんなで植えました。
名前は「サクサク王子!」
歯切れの良さに重点をおいた種類です。
今回は苗を植えましたが、苗を植えてから30~40日で収穫可能!
前に植えたジャガイモと同時収穫を狙います。乞うご期待!
初心者でも簡単に育てられるのでツルナシインゲンは家庭菜園にもいいですよ!
苗植えが終わったら、
今度は米粉でニョッキづくり!
子どもたちの前に登場した古民具、糧切り。
糧切りを使ってニョッキに入れるニンジンを刻みました。
みんなで協力し合って、ざくざくと道具を動かすと
あっという間にみじん切りのニンジンでいっぱいになりました。
糧切りは、米がとても貴重だった江戸時代に
大根を刻むための道具で、ご飯と混ぜて食べていました。
子どもたちも大人たちも感心してお話を聞いていました。
ジャガイモをゆでたら、子どもたちがどんどんジャガイモをつぶしていきます。
アツアツのジャガイモの中に、米粉を投入して、今度は手でこねていきます。
一口大の大きさにちぎって、手のひらで丸め、おへそを作りました。
煮立ったお湯の中に、ニョッキを入れて茹でると…
プカプカと浮いてきたら出来上がりの合図!
お湯からサッと取り出して完成!
ジャガイモの味がちゃんとわかるニョッキになりました!
ゆでたてのニョッキは何の味をつけなくても、美味しい!
トマトクリームソースと合えると、更にパワーアップ!
一番最後に子どもたちが
超巨大なニョッキを作ってくれました。
イベントの最後には
ひとりひとりに表彰状をプレゼント。
今日、みんなで撮った思い出の写真を貼りました。
子どもたちが、今日の思い出を
大人になっても覚えていてくれることを願います。
今回ご協力いただいた
小島さん、村楽LLPの桝岡さん、東京富士大学イベントチーム、東京工芸大学のみなさん、
その他、ボランティアとして手伝っていただいたみなさん、
そして今回、稲の苗を提供していただいた夢農楽のみなさんと
MERRY RICEを提供していただいた英田上山棚田団のみなさん、
本当にどうもありがとうございました。
皆さんのご協力のもと、本日も子どもたちがMERRYな笑顔で
1日を過ごせたことに、感謝・感謝です。
次回のMERRY FARMING イベントは、
ゴーヤやトマトなどのカラフルな夏野菜を植える予定です。
是非またご参加いただければ幸いです。