NHK趣味どきっ！おひさまライフ第3回アートな暮らしフレンチスタイル

2018.11.01 18:26

NHK Eテレ毎週火曜日午後 9時30分〜から放送している
「趣味どきっ！おひさまライフ」（全8回）の
＜おひさまと暮らす編＞の講師として出演中。

この番組では、太陽の恵みと上手に暮らす達人を
MERRY PROJECT代表水谷孝次が講師、案内人として
ゲストの方と一緒に達人を訪ね、
笑顔あふれる「おひさまライフ」を紹介しています。

＜おひさまと暮らす編＞
第3回アートな暮らしフレンチスタイル

太陽の恵みと上手に暮らす達人を訪ねる「おひさまライフ」。
今回は北鎌倉で自然を楽しみながら生きるフランス人アーティストを
ゲストの南沢奈央さんと一緒に尋ねます。

暮らしにはおひさまの恵みを取り入れた知恵がいっぱい。
彼が毎週開いている子供向けアート教室では、
屋外で日の光のもと季節を感じる工夫があり、
さらに野山での遊び方までご紹介します。

小さな自然で暮らしを彩る
アール・ドゥ・ヴィーヴル

自分らしいスタイルを持つフランス人は、
暮らしを自分流に彩るのも上手。

キーワードは
アール・ドゥ・ヴィーヴル。

訳して、「暮らしの芸術」「自分らしい生き方」です。
花を生けたり、散歩したり、まずは身近な自然から。

おひさまで暮らしを豊かにする秘訣を
アルノーさんに教えてもらいました。

「時計は使いません。時間は太陽の光と自然が教えてくれます」

日の出とともに目覚め、太陽のエネルギーが満ちている日中は、
アクティブに活動し、日が暮れ始めると徐々に心身をオフモードへ。
アルノーさんの1日は太陽のリズムに合わせて流れている。

アルノーさんが主催しているアトリエ「プティアルノー」では、
子どもたちが自然やアートに触れながら豊かな心を育む場として
幼児向けの自然保育や親子向けワークショップなどを展開しています。

プティアルノーのアートの時間。
太陽の光と影の中、色彩の広がりを学んでいくアートワークショップ。
紙をいくつかに折り込み、色をつけて、広げると…
世界に一つだけの柄の出来上がり！
子どもたちは自分たちの作品を見て、太陽のような笑顔に！

続いて、子どもたちを連れて裏山へハイキング。
風に揺れる葉っぱの音、花や落ち葉の香り。
植物のいろんな緑色。
いろんなものを見て、触って、聞いて、五感をフル回転。
子どもたちは元気いっぱい、野山を駆け回ります。

自然のアートを身体中で感じた子どもたちは
山を降りる頃には、ちょっぴりたくましくなっていました。

今回のミニコーナーでは、
「ガラスポットで、太陽がもたらす光を眺めて」

太陽光の色を感じながら、1日を大切に過ごすアルノーさん。
普段、気にとめていなかった光の色を再認識させられました。

そんな光の美しさを身近に感じられる柄スポットをつくってみませんか？
電気は使わず、昼間の太陽エネルギーを蓄えた光です。

日没後におひさまがもたらす光で過ごすなんて、
ちょっとロマンティックですね。

最近は夜も明るく暮らしがちです。
秋の夜長は、電気を消して柄スポットの小さな光で過ごしてみませんか。

＜MERRY POD＞
貝殻・木の実・植物やフィギュアなど、
あなたの好きなものを入れて飾りましょう。
暗くなると部屋に柔らかい光が灯ります。
セロファンなどを貼って光の色をあなた好みに変えることもできます。

用意するのは、蓋付きのガラス容器とソーラータイプの小さいガーデンライト。
どちらも100円ショップで手に入ります。

中に入れるものは好きなものでOK。ルールはありません。
ポットの中には、松ぼっくりや木の実や石などを入れて自然を感じるのもいいし、
思い出の品を入れて照らしてみるのもオススメです。
ドライフラワーや、コレクションしているフィギュア人形んど、
物をいっぱい入れるか、少なく入れるかで、光の加減が変わります。
いくつかつくって、ベッドサイドや、洗面所、トイレなどにも飾るのもオススメです。

「野菜のアートはいかが」

芸術の秋です！
自然の中で子どもたちと作品作りを楽しむアルノーさんのように、アートに親しんでみませんか？
絵を描くのが苦手な方でも、野菜のアートは置くだけで絵になるんです。
楽しい笑顔を作ってみましょう。
特に家庭菜園で作った野菜は不揃いで、かえっていい味が出ます。
インスタ映えすること間違いなしです。

野菜は買うだけという方も、食べる前にちょっと並べて、
太陽の光の下で育った野菜のパワーとアートの楽しさに触れてみてください。

＜MERRY FACE ART＞
幸せで楽しい笑顔のアート・デザインをする。
食べる前に収穫した野菜を使って笑顔を作ろう。
公園に出かけたら、落ち葉やどんぐりなどの木の実を使って
笑顔のアートを作ってみよう。

朝、太陽が出ていると、とてもメリーな気分になります。
仕事でネガティブな気分になると、日に当たるようにしています。
若い下積みの時代、辛いことがあると、よく湘南の海で
おひさまを浴びて、日向ぼっこをしていました。
不思議なことに、気分が一新されたことを今でも覚えています。

おひさまライフの取材中に、水谷も気功体験。
自然のエネルギーを体に取り込み、ひとつになることで
自身の内面や健康に意識が向くようになる。
アルノーさんは、毎日、自宅の裏庭で、
1日2回太陽のパワーをいただいているそうです。

庭先で積んだ草花を窓辺に飾ったり、天気が良い日に
日当たりのいい場所で食事をしたりするのも
立派なアール・ドゥ・ヴィーヴル。

アルノーさんに教えてもらったこと。
それは、太陽の光とともにすべては自然とともにあり、
心と体のバランスが取れた幸せがいつもここにある。

太陽の光を浴びる朝、自然の時計で、
自然の中で遊び、学ぶことが「暮らしのアート（芸術）」。

太陽が芸術的な暮らしを育む。
太陽と共に生き、太陽が基本。
自然の時計。
家族・友人との食事・笑顔のコミュニケーション。
ポジティブな気持ちが大事。

アルノーさんの娘さんに笑顔の傘をプレゼント！
太陽のような笑顔で、いつもニコニコ。
とってもMERRYな女の子でした！

現在NHK Eテレで、火曜9時30分〜より放送中の
「趣味どきっ！おひさまライフ」（全8回）の
＜おひさまと暮らす編＞番組テキストとして、
NHK出版より「おひさまライフ」が発売中です！
→詳細はこちら
 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000062287662018.html