MERRY MAGIC!

小児がんと戦う子どもたちと共に
希望の笑顔を、世界へ
SIOP Asia 2024

世界最大の小児がん国際学会・アジア大会
「SIOP Asia 2024」が、
(The International Society of Paediatric Oncology/国際小児がん学会)
初めて日本・パシフィコ横浜ノースで開催されました。

初日のオープニングセレモニーでは、
小児がんを乗り越えたあとも、
さまざまな後遺症と戦うがんサバイバーの子どもたちと、
ブリリアントマーメイドのキッズダンスチームによる、
笑顔と希望のMERRY SMILE STAGE を披露し、笑顔の傘を開き、
「子どもたちの笑顔は未来への希望」というメッセージを発信しました。

国際小児がん学会 SIOP Asia 2024 の式典には
秋篠宮妃紀子さまが出席し、英語でスピーチされました。

紀子さまは「この大会が、がんにかかった
すべての子どもたちの生活の質を尊重し、
子どもたちがよりよい人生を送るための
さまざまな課題を議論する場となることを心から願っています」

国際小児がん学会(SIOP)とは、
小児がんと診断された子どもや若年層の治療の先頭に立つ組織として、
小児がんに関する教育や支援、臨床及び基礎研究の促進、
そして小児がん医療実践の国際的なレベルでの活動を通じ、
小児がん医療の向上に全力を尽くしています。

「世界のすべてのがんの子どもを救おう」

この小児がんの治癒率を2030年までに
6割以上にできるようすることが、SIOPの目標であり、
まさに今回、このSIOP ASIA 2024には、
アジアの多くの国の医療従事者が集まり、
世界のすべてのがんの子どもたちを救うための国際学会になります。

オープニングセレモニーのステージでは、
まずブリリアントマーメイドのチアダンス。

小児がんの治療を頑張る人たちに向けて、
一生懸命ダンスを踊り、SIOP ASIAの開催を応援してくれました。

オープニングセレモニーのステージでは、
今回、SIOP ASIA 2024 のマスコットキャラクター
「キラちゃん」のイラストレーションを描いた
おおにしわかちゃんのショートドキュメンタリーを放映。


→ 【パプリカ】『りりこ×わか』編 | Foorin楽団 ドキュメントシリーズ | NHK


→ [あおきいろ] いろとりどりさん わか | 未来へ17アクション | SDGs | NHK

わかちゃんは、小児がんの闘病生活の中、
NHK東京パラリンピック大会応援ソング「パプリカ」を
Foorinのメンバーとして参加し、元気いっぱい踊りました。


→【パプリカ】Foorin楽団 ミュージックビデオ | Foorin楽団×米津玄師 | NHK

そしてわかちゃんの夢であった
「世界中の人を笑顔にしたい」という思いを胸に
絵本作家として「ビーズのおともだち」を出版。

苦しい手術や検査のたびにもらえる「ビーズ」が
妖精となって語りかけてくる物語。
この時に生まれた星型のビーズの妖精が
「キラちゃん」でした。

絵本の出版から3ヶ月後、
わかちゃんはお星様になりました。

キラキラひかるキラちゃんと一緒に
今も私たちを笑顔で見守ってくれています。

その後も、わかちゃんの絵本は、
英語に翻訳され、世界中で読まれ、今も人々に希望と勇気と笑顔を与えています。

ブリリアントマーメイドのキッズダンスチームによる
「MERRY MAGIC がんばりパワー みんなニコニコチーム」として
希望と笑顔のMERRY SMILE STAGE の舞台に立ちました。

今回、オープニングステージに参加してくれたメンバーは、
小児がんを乗り越えたあとも、
さまざまな後遺症と戦う、がんサバイバーの子どもたち。

現在は、治療が成功し、
小学校や中学校、高校に普通に通えるまで回復され、
みんなダンスがとっても大好き!

そして、みんなでわかちゃんを思いながら
「パプリカ」のダンスを一生懸命踊って、披露しました。

ダンスの練習会の時、
何のために、誰のために、どんな気持ちでダンスを踊るのか?
ブリリアントマーメイドの西野先生は、
子どもたちに尋ねました。

子どもたちは、それぞれ思考を巡らせながら
自分の中での目標を作っており、
ダンスを通じて、多くのことを学び、
成長していると感じました。

このSIOP Asiaのステージが、
子どもたちにたくさんの学びとして、
これからの人生にも何か影響を与えられたら
MERRY PROJECTとしても嬉しい限りです。

そして、わかちゃんの思いでもある
「世界中の人を笑顔にしたい」という思いを乗せて、
笑顔の傘を開きました。

「子どもたちの笑顔は未来への希望」
「1・2 ・3   MERRY!」

水谷の合図に合わせて、笑顔の傘がパッと開き、拍手と歓声が起こりました。

世界は一つ、ひとつの夢。
それは平和です。

世界中の子どもたちの笑顔を増やすために
大人たちみんなで頑張っていこう。

オープニングセレモニーのステージ終了後、
参加したがんサバイバーの子どもたちが
「病気を経験してダンスを踊る人がいるというのを、
みんなに見てもらいたい」と伝えると、
紀子さまは、思いは伝わっているとした上で「これからも楽しみにしています」
「笑顔の傘のパフォーマンスが一番良かった」とエールを送られました。

セレモニー後に特に海外の方々がたくさん話しかけてこられて

「学会の顔となるセレモニーを見て、この学会は成功すると思った」
「こんなに素晴らしいセレモニーは見たことがない」
「大変心に残る感動的なセレモニーだった」
「一体どうやってあんなにたくさんの
子供達との演目をオーガナイズできたのか」等々…

参加された医療関係者の先生方からも
嬉しい感想をいただきました。

また会場には、たくさんの世界中の子どもたちの笑顔の傘が
約200本展開され、
各国から集まった参加者たちを笑顔で迎えました。

SIOP の目標は、まさに子どもたちの笑顔を増やすこと。
1人でも多くの子どもたちを治療し、笑顔にすること。

この思いを旨に、医療関係者のみなさんは
毎日、仕事に努めておられることでしょう。

今回、SIOP ASIA の中で
笑顔の傘を起用していただき、
多くの方々に子どもたちの笑顔の大切さ、
未来への希望を感じていただけたと思います。

SIOP ASIA 2024のチェアマンである
国立成育医療研究センター小児がんセンター長の松本先生、
当日の司会MCを担当していただいた小児がんデータセンター長の加藤先生、
小児がんセンター富澤先生、素敵な英語でのMC、ありがとうございました。

そして、
がんばりパワー みんなニコニコチームの皆様、大西さん、保護者の皆さん
ブリリアントマーメイドの西野先生、子ども達、スタッフの皆さん、保護者の皆さん、
スペシャルサポーターとして参加してくれた日向くん、リリコちゃん、NHK冨田さん、
SIOP ASIA事務局の越山さん、三屋さん、タインさん、
運営をしてくださったコンベックスの西川さん、スージーさん。
素敵なステージを披露してくれてありがとうございました!

最後に、SIOP Asia に関わった全てのみなさん、
本当にどうもありがとうございました。
これからも世界の子どもたちの笑顔のために、
MERRY PROJECTも頑張ります!

 


<メディア掲載>

●YAHOO!ニュース/朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/da24449ba82b7fa93233f69b6c40c3f0c01947e1


●YAHOO!ニュース/日テレニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/da24449ba82b7fa93233f69b6c40c3f0c01947e1

・朝日新聞 DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/ASS6Q3DZJS6QUTIL01VM.html

・gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASS6Q3DZJS6QUTIL01VM.html

・dmenuニュース
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASS6Q3DZJS6QUTIL01VM

・産経新聞(デジタル版)
https://www.sankei.com/article/20240622-G7EOKHVWQ5PZ3GFDOJLVBHEP4M/

 

 

 


 

 

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