デザインが奇跡を起こす
2009.12.02 17:21
1)デザインが奇跡を起こす 発売日決定!
いよいよ12月を迎え、今年もまたMERRYな季節がやってきます。
以前からインフォメーションでお知らせしていた
「デザインが奇跡を起こす」の発売が少しだけ遅れることになりました。
楽しみにしていた皆さん、すみません。
本の発売は来年、2010年1月9日(土)全国の書店にて
お買い求めいただくことが出来ます。
今回はこの本の中を少しだけ紹介します!
全四章からなる内容はこんな感じ….(目次の画像をクリックすると大きくなります)
水谷の子ども時代からデザイナーを志した学生時代、そして日本一といわれるデザイン会社
日本デザインセンターに入り、独立し、MERRYと出会い、北京オリンピックに参加し、
現在のMerry Umbrella Projectまで。
これまで歩んで来たデザイン道を、みなさんに熱くメッセージしています。
そしてなんと今回は特別に「Merry Forever !」をいち早くご紹介します。
これはMerry Umbrella Projectで経験したある一言の話です。
→「Merry Forever ! 」をPDFで読む。
そして本のフライヤーが完成しました。
MERRYな笑顔の地球の裏側には、これまで水谷が手掛けてきたデザインの数々。
このフライヤーは下記の場所で配布しています。(場所は随時更新していきます)
是非、下記のお店にお立ち寄りの際は探してみてくださいね。
ON SUNDAYS/TSUTAYA TOKYO ROPPONGI/TSUTAYA 横浜みなとみらい店/
青山ブックセンター本店/青山ブックセンター六本木店/
青山ブックセンター六本木ヒルズ店/堀内カラー六本木店/Tower books 渋谷店/
Tower books 新宿店/ヴィレッジバンガード下北沢店/
Gallery 5/Nadiff modern/Nadiff 愛知/Mori Art & Design Store/
森美術館/庭園美術館/東京都現代美術館/上野の森美術館/埼玉県立近代美術館/
金沢21世紀美術館/東京都国立近代美術館/広島市現代美術館/熊本市現代美術館/
伊勢現代美術館/十和田市現代美術館 /水戸芸術館/京都国立近代美術館/
新潟県立近代美術館 /神奈川県立近代美術館/城県立近代美術館/
群馬県立近代美術館/岡本太郎美術館/東京都写真美術館/世田谷美術館
近くに配布店舗がない場合は、
下記よりフライヤーのPDFがダウンロードできますので、是非ごらんください。
2)Merry Umbrella Project 第三弾
・第一弾 希望の船は行く MERRYな笑顔の波に乗って(11/10)
・第二弾 合い言葉は「笑顔と希望」 色とりどりのMERRYメッセージ(11/20)
11月8日、無事笑顔の傘が津波パークをうめつくすまで、本当に長い道のりでした。
笑顔を傘で発信しよう!と決めたのは1ヶ月~2ヶ月前。
そこから中国で傘を制作し、できあがったのは出発の約1週間前。
打ち合わせやアイデアなどを伝えるのはインドネシア語と英語を使い国際電話で話す。
このプロジェクトを「やらなければいけない」という使命感で必死に動いていました。
現地につけば強烈な赤道直下の日ざし。
真っ黒に焼けながら、まず津波パークの下見を入念にくり返しました。
ロケハンを続けるとパークのまわりには未だ津波の痕跡が。
船の胴体にチョークで「この船の下に人がいます」という文字が書かれている。
これは船の下敷きになった自分の家に、まだ家族がいます!と訴えている少女のメッセージ。
そしてこの津波パークを見張っている少年たちは、みな家族や兄弟を失っています。
少しでもこの地を明るくしたい!そんな思いが日に日に増していきました。
津波パークで朝から昼までセレモニーのシミュレーションをし、
クリーンアップと同時に、PMIと一緒に水たまりを埋めたり、土地をならすハードな作業も。
その後はアチェの友人のカフェで夜まで打ち合わせ。
時には情熱をぶつけあい、涙を流す人がでるシーンもありました。
太陽の方向をチェックしたり、雨の場合の対策もしなければなりません。
傘の並び順や取手に上下の目印をつける作業、MERRYセットの詰め作業も前日夜遅くまで、
ボランティアの方々にお手伝いしてもらいながら行ないました。
このカフェは外にあるのですが、オーナーいわく最近までは治安が悪く
オープンにできるまで回復したことにとても喜びを感じているそうです。
そして青少年赤十字の子どもたちと実際に会ったのは前日の夕方、そして当日の朝のみ。
これだけの短い時間の中で、今回のプロジェクトの意味、笑顔の傘について、
そして当日の動きなど、全てをコミュニケーションして、共有していかなければなりません。
とても大変だが、これほどやりがいのあることはありませんでした。
子どもたちは傘に興味しんしん。
笑顔を傘というシンプルで持ち運べるアウトプットにしたことも大正解。
本番、傘が一面に広がった第一シーンのピリッとした表情、
集合写真を撮影した第二シーンの楽しそうな表情。
未来を担う子どもたちが楽しんでくれたのが何より嬉しかった。
いろんな障害をのりこえて、一丸となって平和のために作り上げた今回のプロジェクト。
まさに平和のクリエイティブ。
このプロセスこそがデザインであり、最も重要なことかもしれません。
・第一弾 希望の船は行く MERRYな笑顔の波に乗って(11/10)
・第二弾 合い言葉は「笑顔と希望」 色とりどりのMERRYメッセージ(11/20)
それでは次回のMERRY COLUMNもお楽しみに!
Merry Umbrella Project 2009.11.8
バンダアチェの Punge Blangcut 村にある、2004年の津波で打ち上げられた船の周りに、
学生達が、アチェの子どもたちの笑顔の写真の傘を持って現れた。
100人以上の学生が参加したこの行事は、
この地域で、170,000人の死者と行方不明者、500,000人のホームレスを出した、
2004年12月26日の津波の来たる記念日の行事の一つとして、
メリープロジェクトとインドネシア赤十字によって開催された。
The Washington Postにて「Merry Umbrella Project」を取り上げて頂きました。
→詳しく見る(PDFファイルが開きます。拡大・縮小可)
その他の掲載紙はこちら
・The Washington Post
・REUTERS
・ANTARA FOTO
・serambi(2009.11.09)
・serambi(2009.11.08)
・Jakarta Globe
・HARIAN ACHE
・Jurnal Nasional
・MEDIA INDONESIA
・Bisnis Indonesia
・aceh forum community
・ACEHKITA
・BeritaSora
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・PLANET ARK
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・Serambinews
・Townhallcom
・treehugger
・waspada online
・yahoo canada
・yahoo com
Merry Umbrella Project ライブレポート
→1日目:いよいよ出発 Merry Umbrella
→2日目:100本の笑顔の傘との旅
→3日目:あのおばあちゃんとの再会
→4日目:今日は最終リハーサル!
→5日目:絶望の船から希望の船へ
※Merry Umbrella Projectに関して、ご協力いただきありがとうございます。
インドネシア赤十字社
ガルーダインドネシア航空
FUJIFILM
堀内カラー