合い言葉は「笑顔と希望」

Vol.298 2009.11.20 FRI

・第一弾 希望の船は行く MERRYな笑顔の波に乗って(11/10)
・第三弾 デザインが奇跡を起こす(12/02)

先週に引き続きMerry Umbrella project第二弾。
インドネシアの人々の笑顔はもちろん、
何より心を打たれるのが、心の奥底から語られる魂の言葉。
MERRY PROJECTと青少年赤十字のメッセージ。
それらを交換しながら世界に発信する。
今回はそのメッセージにスポットを当ててみたいと思います。

1)MERRY PROJECTからのメッセージ
世界中のメディアを駆け巡ったMerry Umbrella Project。
傘をいっぱいに広げたその瞬間は、本当に笑顔の花が満開になったようでした。
そしてセレモニーの中で語られたMERRY PROJECTからのメッセージ。

Peu ha ba.
nan lon Koji Saya datan dari MERRY PROJECT Depang.
(おはようございます。
日本から来たMERRY PROJECTのKojiです)
あなたにとってMERRY(楽しいこと、幸せなこと、夢)はなんですか?と問いかけ、
それに対する答えとしての笑顔とメッセージを集めるプロジェクトを行っています。
今まで25カ国3万人の人々の笑顔とメッセージを集めてきました。
ここインドネシア・バンダアチェで丁度、都市では50都市。国では25カ国目となりました。
今から4ヶ月前、6月に850人のバンダアチェの人々の笑顔とメッセージを取材しました。
この850人という数は今までの撮影で一番多い人数です。
そして笑顔が今までで一番素晴らしかった。

また感動的なメッセージをたくさん頂きました。
その中でも特に良かった3つを紹介します。

1)自分の笑顔が他人の悲しみを越える力になる時。
2)笑顔になれば、世界はあなたにその笑顔を返すから。
3)あなたが「笑顔になろう!」と誘えば、世界も笑顔になる。

10年世界を周ってきましたが、「笑顔の力」そして笑顔の
コミュニケーションは本当に大切で、素晴らしい。
これらのことをバンダアチェで確信しました。

この津波で打ち上げられた絶望の船を今日からは希望の船に、MERRYな船に変えましょう。
この場所を希望の場所、そして、MERRYな街にしましょう。
ここから、子どもたちの為にもバンダアチェ、そしてインドネシアを平和の街にしましょう。
ここから、世界へメッセージしましょう。
子どもたちの笑顔は未来への希望です。
1つの世界、1つの夢です。
それらの思いを込めて、バンダアチェで撮影した子どもたちの笑顔を
プリントした傘をプレゼントしたいと思います。
そして、この傘を平和と復興のシンボルにして下さい。

今日、「平和とMERRYな願い」を込めて、笑顔の傘を一斉に開きたいと思います!

Terimakashi atas senyoum senyoum Karian.
(アチェの皆さん本当に素晴らしい笑顔をありがとう!)

2)青少年赤十字の子どもたちのメッセージ
青少年赤十字の子どもたち一人一人に、
あなたにとってMERRYとは何ですか?と問いかけ、その笑顔を撮影してきました。
そのメッセージの中で特に感動したものをいくつか掲載します。

・幸せと笑顔
・MERRYは小さなことでも大きな意味を持っている。一つの誠実な笑顔から世界を笑顔にさせることもできる。
・MERRYは人生をカラフルに輝かせる。そして世界が笑顔でいっぱいなるようにできる。
・私にとってMERRYは本当に嬉しい笑顔で、私たちが笑顔すれば世界も笑顔するようになる。
・MERRYはインドネシアと世界の全てへの幸せな笑顔です。
・私の家族。津波が起きてもまだ生きていてくれたこと。私たちは辛いときも嬉しいときも一緒にいれること。
・アチェとインドネシアの子供たちが幸せで笑うこと。
・MERRYはすごく楽しくて、インドネシアの子供たちに自分を磨くようにやる気を与えてくれたのです。
・MERRYは太陽みたい。MERRYは私の友達です。
・MERRYは私たちと多くの人々を幸せにする元気さ。輝きへの希望を与える元気さ。
・MERRYはみんなが幸せに笑顔になれて、悲しみを忘れられるようにしてくれます。

太陽の下、突き抜けるような笑顔を見せてくれた青少年赤十字の子どもたち。
津波の起こる前と後の世界を彼らは見ている。。。
そう考えるとこのポジティブなメッセージの奥深さに、ただ感動するばかりです。

9月末には同じスマトラ島で大きな地震が起きたばかり。
今回のプロジェクトを世界にもっと発信していくことで、
スマトラ島に再びスポットを当て、インドネシアの人々に少しでも希望をもたらしてくれることを願っています。

2009.11.09
The Washington Post

バンダアチェの Punge Blangcut 村にある、2004年の津波で打ち上げられた船の周りに、
学生達が、アチェの子どもたちの笑顔の写真の傘を持って現れた。
100人以上の学生が参加したこの行事は、
この地域で、170,000人の死者と行方不明者、500,000人のホームレスを出した、
2004年12月26日の津波の来たる記念日の行事の一つとして、
メリープロジェクトとインドネシア赤十字によって開催された。

The Washington Postにて「Merry Umbrella Project」を取り上げて頂きました。
→詳しく見る(PDFファイルが開きます。拡大・縮小可)
 

その他の掲載紙はこちら
・The Washington Post
・REUTERS
・ANTARA FOTO
・serambi(2009.11.09)
・serambi(2009.11.08)
・Jakarta Globe
・HARIAN ACHE
・Jurnal Nasional
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・yahoo com

Merry Umbrella Project ライブレポート
→1日目:いよいよ出発 Merry Umbrella
→2日目:100本の笑顔の傘との旅
→3日目:あのおばあちゃんとの再会
→4日目:今日は最終リハーサル!
→5日目:絶望の船から希望の船へ

※Merry Umbrella Projectに関して、ご協力いただきありがとうございます。
インドネシア赤十字社
ガルーダインドネシア航空
FUJIFILM
堀内カラー

・第一弾 希望の船は行く MERRYな笑顔の波に乗って(11/10)
・第三弾 デザインが奇跡を起こす(12/02)

それでは次回のMERRY COLUMNもお楽しみに!

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