名古屋の街をMERRYにする!
2010.10.12 15:17
Vol.332 2010.10.12 TUE
今、名古屋では、名古屋開府400年とCOP10、
そしてあいちトリエンナーレ2010が開催されており、街中がイベントで真っ盛り!
今回はこの3つのイベントを笑顔のデザインで繋ぎ、
街に元気や希望を与えるため
「Merry Umbrella Project in NAGOYA」を開催しました。
秋晴れの太陽のもと、まずMERRY隊が向かったのは
僕が子どものころから遊んでいたテレビ塔。
テレビ塔全体が見えるベストポジションの場所で
笑顔の傘を開くと、中国の観光団一行に取り囲まれてしまい
笑顔の傘を逆取材されました。
次はオアシス21に移動し、笑顔の傘をパッと開き、笑顔のドームを作ると、
今度はオーストラリアの旅行者と名古屋の人たちに
また一瞬にして取り囲まれ、
あっという間に黒山の人だかりが出来てしまいました。
そして名古屋国際会議場 COP10白鳥会場へ。
ここでは、生物多様性条約会議第10回締約国会議(COP10)が
10月11日(月)から始まり、隣接した会場では『生物多様性交流フェア』も
始まりました。ちょうどMERRY隊が、会場に到着したころ、
NHKの番組「Save the future」の取材もまっさかり。
みんなで太陽の下、アイデアを練りながら、
まずは会場の近くにある橋詰広場会場の前で撮影することにしました。
ひとつ、ふたつと笑顔の傘を開きながら、並べていくだけで
どんどん人が立ち止まり、注目を集めていきます。
すると今度はメディアの方たちの目にとまり、すぐに取材がはじまりました。
さらにまた人がどんどんと引き寄せられ、
みんなが交互に笑顔の傘を携帯やデジカメで
パシャパシャと撮影していきます。
どうもこの笑顔の傘はまるで蜜のよう。
花の蜜や木の蜜に虫が集まってくる様に、
みんな笑顔の傘に自然とひきよせられるように集まって来る。
きっと生物の代表である人間は、生きるためのエネルギーとして
笑顔の力を求める習性があるのではないかと思う。
笑顔の傘を開くと、みんなからワッと歓声があがる。
今回も笑顔のパワーで名古屋の街をMERRYにすることができた!
このイベントを行っている中で、今回大変お世話になった
名古屋市民経済局の武馬さんに偶然お会いしました。
武馬さんが着ていた美しい着物は、名古屋で生まれた生物で作られた
伝統的な着物なのだそうです。これも生物多様性。
そしてまた、COP10の実行委員会のグループ長の方と打ち合わせをして、
10月23日に笑顔の傘を本格的にCOP10会場の中で展開することになりました。
そして美しい夕暮れに照らされた名古屋城で
開府400年を笑顔の傘でお祝いしました。
傘をひらくと、まるで笑顔の城壁になって、
このMERRYな笑顔で400年、城を守ったような気分になった。
ここでもたくさんの人に笑顔のパワーを感じてもらいました。
名古屋城からオアシス21に戻り、屋上からテレビ塔が見える絶好のポイントへ。
水に浮かぶ、草間弥生のアートと一緒にコラボレーション。
水面にうつった笑顔と水玉のアートが夕焼けの光に溶け合い、
街とアートと笑顔の不思議な空間になった。
そして最後に今回のあいちトリエンナーレで一番気になっていた
ルシア・コッホさんの作品「虹のゆくえ、傘のゆくえ」を見に、
長者町のブースへ出掛けました。
彼女の光と色彩を用いたインスタレーションは、
長者町の町並みの中に独特のグラデーションのパターンで溶け込ませています。
そのMERRYなグラデーションは、夜になるとより一層魅力を発揮し
昔ながらの長者町に、まるで虹が舞い降りたかのように、モダンな風景に変えます。
このコッホさんの作品はシンプルだが、とても印象的で輝いていた。
ギャラリーのスタッフの方々と、
今回のイベントに参加してくれたボランティアの学生さんと一緒に
夜の街の薄暗い中で、コッホさんのグラデーションの作品の前で笑顔の傘を開きました。
実はルシアさんもこのグラデーションで、傘を作っており、
正にMERRYとぴったりと合っていて、アートと1つになれた楽しいシーンの1つであった。
今回参加してくれた名古屋の大学生たちは
新しい時代に流れるソーシャルな活動を感じ取り
このMERRY PROJECTに大変共感してくれ、すごく自主的にやってくれました。
彼らの持つ若いエネルギーが、日本や世界を大きく動かし、
笑顔いっぱいの地球を作ってくれるに違いない。
「日本も地球も大丈夫だ!」と思う。
今回一緒にやってくれたことに対してすごく感謝している。
どうもありがとうございました。
今度の23日は「MERRY COP10」として、COP10会場を中心に、
森や川などの自然の中で人間と生物が一緒になり、
子どもたちの笑顔を通して、笑顔の持続性・継続性の大切さを伝えます。
ボランティアスタッフ、観光客、NPOの方々など
みんなで笑顔の傘をたくさん開く予定ですので
是非みなさん、一緒に笑顔の傘を開きましょう!
→「MERRY COP10」のイベントの詳細はこちら
また、今回参加してくれた人たちから感想を頂いています。
・みんなと一緒にMERRYができて楽しかったです。
・人は笑顔の集まる場所を求めると価値のあることを学べた。
・笑顔の素晴らしさを再確認出来ました。
・楽しかったです!
・またやりたいです!