笑顔をデザインする男
2010.01.15 16:15
Vol.305 2010.01.15 FRI
番組内では惜しくも放送されなかったが、
取材されていた半年間に起こっていた、お宝映像を今回はご紹介します。
1)情熱大陸ついに放映しました!
Merryな6ヶ月間の大密着取材は、本当に大変でした。
去年の6月からディレクターの西山さんの取材がはじまり、
横浜のY150の5つくらいのプロジェクト、屋上の農園での取材、
JICA・赤十字のMERRY IN YOKOHAMA、ウイダー、郡上、名古屋の実家、
産業医科大学、Farming、四川やインドネシアでの取材など…
本当にどれだけのテープを浪費したのか分からないくらいの取材時間。
この膨大を記録を23分にするので、お蔵入りしたテープもいっぱい。
放送されていなかった中にもお宝映像やインタビューが満載なので、
2時間ドキュメンタリーにしたいくらいです。
ディレクターである西山さんの柔らかさの中にも厳しいアプローチに、
いつも上手に乗せられながらがんばりました。
(深夜の深夜まで帰らずに密着されたこともありました)
どこが使われるかわからなかったですが、
やきそばのシーンや請求書の山に苦しんでいるところなど、 予想に反したところが
使われており、テレビはこういう演出・構成で出来上がるんだと思いました。
しかし見た人からメールやFAXがたくさん来たので結果的には良かったのかと思います。
特に事務所の撮影では、イベント前で混沌としている時でも用意や整頓をしないでくれとか、
ありのままの姿を見せる為のぶっつけ本番の密着取材でした。
全編の流れは最初デザインの本質にせまるような切り口でスタート。
医療、農業、環境、災害、平和。
そして最後の最後に笑顔をデザインするということでまとめられていました。
元気のない時代に対して「笑顔をデザインする」ということ。
人の心に訴えかける他の番組も増えました。
この情熱大陸は、年が明け色々なことが新しく動き出す
絶妙のタイミングで放送されたと思います。
2010年、時代は本当に転換期に来ています。
しかし暗い雰囲気に負けず、そこに希望やチャンスを見いだす。
この時代に立ち会えることは、逆に良い事ではないのかと思います。
これから希望を持てる時代を、社会を、地球を作りたい。
坂本龍馬は5年間、日本中の人と人をつなぐためにかけまわりました。
僕は世界中の人と人をつなぐためにかけまわりたい。
Webをはじめとしたメディアが氾濫している今こそ、直接的な愛でつなげたいのです。
情熱大陸ありがとう。
ディレクターの西山さんありがとう。
関わっていただいたみなさんとスタッフありがとう。
そして、MERRYな笑顔をありがとう。
これに懲りずにドキュメンタリーもまたやりたいと思います。
2)大反響のメッセージ!
情熱大陸を見ていただいたいろんな方から
ブログやカキコミ、メールでメッセージをいただきました!
最も多かったのが、 「デザインとは人を幸せにすること、社会を幸せにすること、
そして地球を幸せにすること」この言葉に感動したというメッセージ。
◎こういう想いをこめた熱い仕事は必ず人の心を動かすと思う。
それを楽しめるのも素敵な事だと思います。
◎「きっとだれかがどこかで見ていてくれる」っていいなぁ。笑顔パワー実感。
◎単に物質的な、金銭的な貢献ではなく、
「こころ」の面における貢献とでも言えるかなと思います。
◎「小さな火種を大きな火に変えるというロマン」
「人間は影を超えるエネルギーを持っている」
今日の情熱大陸はいい言葉満載でした。
◎誰のためのデザインか、それはハイセンスなのかではなく、
もっと身近でもっと人の真ん中にくるようなものこそ本当のデザインなんだと感じました。
「心に訴えるデザイン」が主流になるのかもしれません。
◎やはり、これからの時代、キーワードは「笑顔」かもしれませんね。
◎水谷さんの映し出した子供たちの笑顔には、信じられないくらいの可能性とパワーと
幸せを感じ、こちらまで元気をもらえる気がします。
◎笑顔いっぱいのメリープロジェクトを見てたら、なぜだか涙が出てきました。
色んな人の笑顔にとても癒されました。元気付けられました。
◎龍馬が取り上げられている物質的発展をもたらした文明開化に対して、
今後は感性を活かした感性開花を迎えようとしていますね。
◎思いと資金と人の気持ちとがすべてかみ合うことは難しい。
私どもも、雑誌づくりをしていてよくカベにぶつかります。
でも、生きている限り、情熱は失いたくないですね。
◎子供の笑顔はもちろんですが、大人のも高齢者のも自然な笑顔を見ていると、
見る側が自然に笑顔で返している自分に気づきます。芯から癒されます。
そして友人の松井伸之さん、田中俊行さんからは直筆のメッセージをいただきました。
見ていただいた皆さん、本当にありがとうございました!
これからも水谷孝次、そしてMERRY PROJECTを宜しくお願いします。