雲ひとつない秋空の下
2009.10.19 17:36
Vol.293 2009.10.19 MON
10月18日、Merry Farming 第4弾プロジェクトとして
日比谷公園にて行われた日本最大級の農業イベント「土と平和の祭典2009」。
今回、MERRY PROJECTはオーガナイザーとして
Farming=Farm(農業)を-ing(楽しむ)のコンセプトのもと参加しました。
会場内では、日本全国各地から集まった農家さんのマーケット。
中央の芝生エリアには、加藤登紀子さんを始め様々なアーティストによるライブが行なわれ
会場全体には心地よい音楽が響き渡っていました。
そして同じく芝生エリアでは、農業をテーマにした自然を感じるワークショップが
随時行なわれていて子どもたちのはしゃぎまわる声。
まさに土と平和の祭典というタイトル通り、平和な空気の流れる素晴らしい一日でした。
1)かわいい農業 Merry Farming ブース
先日開催したMerry Farming Festaで記念品として配布した
「Merry Farming キット」の販売を開始しました。
当日はバジル、マスタード、青シソ、豆苗、カイワレ大根、ソバのスプラウトを展示しました。
こんなに小さい芽なのに、バジルや青シソの葉っぱから特徴あるさわやかな香りがします。
マスタードも1本、口の中にいれるだけで
あとからジンワリとカラシの味がしてくるのが、何とも不思議。
マスタードやソバが植物だなんて知らなかった!という若者も…….
最初のきっかけが「かわいい」という視点からでもFarmingに興味を持って、
野菜が成長する様子を間近に見てもらい、楽しんで農業をしてもらえれば嬉しいです。
ブースでは、子どもからおばあちゃんまで年齢や性別を問わず、
皆さんから「何これ!」「かわいい!」との
ご好評の声をいただき、とても嬉しかったです。
まだ第1弾はバジルの種しかラインナップがありませんが、
今後はすぐに収穫して食べられるようなスプラウトの企画を準備をしていますので、
是非今後の「Merry Farming キット」の展開もお楽しみに!
2)Merry Farming Market も大盛況!
イベント開始を待ちきれず開店前から、
今回コンセプトに共感し、参加していただいた
高知の柑橘農家の「岡林農園」、埼玉の自然農の「明石農園」、
産直野菜の通販サイト「べジタフル」のマーケットブースでは、
人がまた人を呼びとても賑わいました。
大自然の下、愛情をいっぱい受けて育てられた野菜や果物などを一口食べると
普段食べているものとの違いに、みんな驚いているようでした。
おいしいものを食べて、自然と笑顔になっている人の表情は見ていて嬉しい。
心を込めて作った農家さんも、おいしいものを食べたお客さんも
農作物を通じて、お金では買えない気持ちのつながりが生まれていました。
3)MERRYなカカシ作りワークショップ
ワークショップが行なわれたのは、さわやかな芝生のグリーンと涼しい風が抜ける、
気持ちのいい空間。
前回のMerry Farming Festaに引き続きスタッフとして活躍してくれたのは
武蔵野美術大学の卒業生、南川さんを中心としたMERRYなカカシチーム。
芝生にストライプシートを広げ、
リユースしたダンボールの上に、岐阜県郡上から届いたたくさんの自然素材で作り上げていく
シンプルで楽しいワークショップは、スタッフもお客さんも一緒になって楽しんでいました。
「楽しいことに年齢も性別も関係ない。」
「やっぱりいくつになっても、自由になにかを作るのって楽しい!」
まるでそんな声が聞こえてくるようでした。
そして、芝生エリア周辺を飾ったMERRYなカカシの展示では、
カカシがちょうど子どもの目線のあたりにあり、通りかかるたびに触れてみたり、
自分好みのカカシ探しに熱中したりで大はしゃぎ。
子どもだけではなく、携帯やカメラでカカシを撮影する人も。。。
ここでもMERRYなカカシはみんなに大人気でした。
今年から活動を開始したMerry Farming は、様々な場所でアクションを起こし
農を楽しむというコンセプトを発信してきました。
今後も継続し、また来年の春さらにスケールアップして皆様にお会いしたいと思います。
これからのMerry Farmingの活動をお楽しみに!
それでは次回のMERRY COLUMNもお楽しみに!