MERRYな夏の思い出
2009.08.10 17:54
Vol.285 2009.8.10 MON
2009年8月8日、夏の太陽の中、JICA横浜にて「防災を学ぶ」プログラムを行ないました。
夏休み、そしてY150本番ということもあり、
横浜ベイサイドエリアはいつにも増して多くのお客さんで大にぎわい!
年齢、国籍問わずいろんな方が参加してくれた、とてもMERRYな夏の一日となりました。
1)MERRY×JICA×日赤 クロストークセッション
13時頃より事前に予約していただいていた人、ふらっと立ち寄っていただいた人、
そして仲良しのファミリーの方など、会場にはだんだんと人が集まってきた様子。
セッション会場には司会のJICA地球ひろば所長の草野さん、
JICA国際緊急援助隊の大友さん、日本赤十字社企画広報室の
辻田さん、松本さん、そしてMERRY PROJECT代表の水谷がスタンバイし、
いよいよトークセッションスタート!
セッションは主に四川・スマトラにスポットを当て、
MERRY IN ASIAで撮影してきた現地の状況や子どもたちの様子、
そして災害発生時においての緊急援助やその後の復興までの取り組みなど、
時に真剣に、時に笑顔を交えて楽しく行なわれました。
最後の質疑応答では一般の方からいろんな質問やご意見が。
特にインドネシアの方が下さった
「津波災害の時に支援していただいて、世界中、そして日本の人々に本当に感謝しています。」
というシンプルなメッセージに思わずジンと胸が熱くなることも。
柔らかい雰囲気の中で行なわれた今回のトークセッション、
パネラーと来場者という関係でなく、
距離をできるだけ縮めて語り合うことが大事だと思いました。
2)AEDワークショップ
トークセッション終了後、今度は四川・スマトラの笑顔の前で
赤十字の方が行なうAEDのワークショップがスタート!
実際に触れて学べる今回のワークショップ。
普段駅などで見かけても直接さわることができないAEDは、
意外にも子どもたちに大人気!やっぱり子どもたちは好奇心旺盛。
赤十字の方のレクチャーも絶妙だったのか、
来場者の方は熱心に耳を傾けて聞き入っていました。
自分の目の前に、AEDを必要としている人がいつ現れるか分からない。
そう、地震や津波の天災、そして人災を含めた災害というのは
自分のタイミングとは無関係に突然襲ってくるものなのです。
しかし重要なのは、それをただ呆然として受け入れるのではなく、
その発災に関して何ができるかを考えることではないかと思います。
水難事故など、遊びの裏側に潜むアクシデントが多い夏休みのまっただ中、
誰かの命のために活用できるワークショップはとても重要だったのではないかと思います。
3)笑顔の撮影会
今度は1Fから3Fレストランに移動。
レストランには海が見えるテラスがあり、海を渡る夏の風がそよそよ。
このテラスにて、青い空をバックに笑顔の撮影会を実施しました。
テーブルにはカンタンなドリンクサービスとお菓子など。
日赤さんが持参してくれた子ども用の赤十字ユニフォームも大人気。
夏空に赤い服が映える。笑顔も弾ける!
また、普段なかなか撮影の機会の無い、
JICAの草野さんや日赤の辻田さん・松本さんも撮影!
子どもから大人の方まで、みなさん素晴らしい笑顔を見せてくれました!
笑い声が響く中、最後に集まったみなさんで集合写真をパチリ。
MERRY in YOKOHAMAのコンセプトを
もっと深く理解してもらうために行われた今回の「防災を学ぶ」プログラム。
防災ということを身近に感じてもらい、
自分にできることは何か、そして誰かのために何ができるのか。
その気づきとアクションの第一歩を踏み出してもらえれば幸いです。
途中で帰らなければいけない人もたくさんいらっしゃったのが残念でしたが、
暑い中、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
MERRY in YOKOHAMA 2009.08.08
それでは次回のMERRY COLUMNもお楽しみに!
MERRY IN ASIA
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