Merryの森

Vol.250 2008.07.23 TUE

東京も梅雨が明けて、本格的な夏に突入しました。
北京オリンピックまであと16日。「Merry Garden !」もあと16日。
MERRY PROJECTもオリンピックに負けないくらい頑張ってます。

1)「Merryの森」オープン!
東海北陸道が開通し、ますますコミュニケーションがさかんになる岐阜県郡上市。
そこへ「Merry Garden!」に合わせて、7月21日MERRYの森が誕生しました。

今回のイベント「Merry Garden!」は8月8日北京オリンピックの開会式と同時に
六本木ヒルズのメトロハットの表と裏に大きく展示。
また、四川大地震の復興のためのチャリティを行います。
8月9日には、エコな植物のお話や、オリジナルプランターを作るなど、
子ども達を中心としたエコワークショップなどを行います。
会期中、会場には郡上市で育った木「MERRY TREE」を設置します。

その「Merry Garden!」全体のオープニングとして、
7月21日のこの日、郡上市の高鷲町にある「クックラひるがの」で始まりました。

地元の青年部の方達と会い、まず打ち合わせ。
ちょうど今、郡上踊りの真っ最中。
その中で、郡上市の市長、市議会議員の方々にプレゼンテーション。
全員から拍手を頂き、基本的にOKをもらいました。

翌日、Merryの森となる場所、A・B・Cを見に行って来ました。
Aはスキー場のリフトの横の道なき道を行くとある広大な森。
BとCは、とてもうっそうとした森。
あまりの森の大きさに、腰を抜かすほど。

Merryの森の予定地はAに決定。
近い将来、立派な「Merryの森」となります。

プランとして、ひとつはこの大きな森をディズニーランドを模して
「メリーランド」にしようというプラン。
中には、自然の学校やエコビレッジ、メリーエコツアー、
そして自分の庭を持てるMERRY ひとつぼ GARDENなど、
森と人とをつなぐ、いろいろなイベントが行われる予定。

翌日の子ども達のワークショップのために、いろいろ準備をしました。
Merryのメッセージと写真を吊るす、木が用意され、Merryのマウスパッドが
木の土台に張られました。

いよいよ、Merryの森を作ることになり、
クックラの敷地内から森を作ろうということになりました。
真っ赤な刃のついたトラクターが登場!
あっという間に、ただの草むらが、何度も耕され、パウダー状の土になっていきました。
ふわふわとした、とても植物が好きそうな土でした。

Merryな土壌が出来上がり、そこで植えるものは、まずアジサイ。アジサイは郡上の象徴的な花。
アジサイは草を食べる植物といわれ、植物中に含まれる毒によって、周りには雑草も生えません。
きれいな色のアジサイをどんどん植えていき、MERRYロードにする予定です。

つぎにナラの苗(ドングリの苗)、そして大根のタネを、今回参加してくれた子ども達100人が、
どんどんMerryの森のMerry gardenに植えられていきました。

そしてお昼ご飯は地元でとれたキュウリとトマト、そぼくなおにぎり。
冷たい氷で冷やされたキュウリには郡上みそをつけて食べます。
これが大好評。すぐになくなってしまいました。

そして、いつものようにMerryな笑顔を撮影して
それらを会場のMERRY TREEに展示しました。
赤や青、緑、ピンクのメッセージカードが、緑の葉っぱの中で色鮮やかに飾られました。

クックラのカフェでは、Merryの今までの笑顔の写真展が行われ、とてもMerryなカフェに変身!
またレジ横に設置されたチャリティ募金箱には多くの募金を頂きました。
カフェの一押しメニューは、ラージおじさんが作るカレー。
白いタンドリーチキンもとてもおいしかったです。

その後、中日新聞の取材を受け、郡上八幡で地元の国会議員の金子先生にもお会いし、
郡上のエコな森について、理解をしていただきました。
8月8日に六本木で行われる「Merry Garden!」のオープニングパーティには、
出席していただけるということでした。

最後に郡上八幡で、郡上踊りをみました。
ここはすごく古い城下町で、京都のような情緒のある、町の中が全部
何百年前のままのようなノスタルジーが残る、古き良きエコな町でした。

港区とエコな関係をこれからどのように展開していけば良いか、
Merryのパワーが問われることになります。

2)毎週木曜日のMerryなお姫様たち
いつもおいしいお菓子を持参してもらい、いつもパフォーマンスを見せていただく、
ケイさんとサトミさん。この日は満月の夜。稲穂になり、
月と対話している図がとてもMerryなお姫様たち。
これからもどんなパフォーマンスを見せていただけるか、楽しみです。

3)Merry Garden大リニューアル!
屋上MERRY GARDENの野菜がピンチになり、とても厳しい状態になりました。
野菜の専門家の西城さんと銀次さんにクリニックしていただき、すべての土を総入れ替え。
なおかつ、白鶴の酒樽の底に穴をあける作業を炎天下の中、Merryのスタッフ全員で行いました。
そこで、私たちがクリニックして、元気を与えました。
やはり、生き物と同じで、新鮮な空気と新鮮な水と新鮮な栄養がなければ、
生きていけず、病気にかかってしまいました。

ここで思ったことは、やはり野菜もイネも花も、みんな生きていて、
人間と同じように愛情をいっぱいにもって育てていかないといけないということ、
そして大事に食べないとばちがあたる。
こんなにも育てるのが大変かと思うほど、野菜の貴重さ、生き物の大切さを痛感しました。
農業はとてもクールでクリエイティブだ。
これこそまさに現代のデザインだなあと思いました。

次回のMERRYコラムもお楽しみに!

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