Last Updated 2009.04.15
しぜんがなくちゃ ひとはしあわせになれない ほんとはみんなわかってるのに きづいていないだけ ちかすぎて たいせつすぎて わからないだけ こころのなかで かんじてるから わかってるはずなんだけどなあ ことばにしてみないとわからない ひとってよわいいきものなんだ ちょうど じぶんのかおと おんなじだよ。 ぼくたちは じぶんのかおを じぶんのめでみることはできない かがみをつかって はじめて じぶんのめがまるくって くちがおおきくってとか そういうことをしることができるんだ かがみにうつったじぶんをみることはできる じぶんのめ だけで じぶんのかおを みたことあるひとなんて いままでにひとりだっていないんだ。 どんなにあたまがよくたって どんなにかっこよくたって そんなひとはせかいじゅう どこさがしたって みつからないよ しぜんがすごくたいせつで、ありがたくて ぼくたちをしあわせにしてくれるってこと ひとがなかなかきづかないのは そんなかがみが ないからかもしれない。 めのまえの みどりはみえるけど せかいじゅうのさばくや うみや もりのあれているのを みれちゃうかがみなんてないでしょ ぼくたちがぼくたちのかおを かがみをつかわなきゃ はなのさきぐらいしか みれないのとおなじなんだ でもね、なかにはそういうのをみれちゃう ちいさなかがみをもってるひともいるんだ。 べんきょうしたり、いろんなくににいって せかいのしぜんをちょっとみたひと それからぼくたちのまちが ごみでよごれちゃってかなしいなって おもったひとたち そういうひとたちは きづくんだ ぼくたちは しぜんがあるから しあわせ しぜんとわらい、しぜんとうたい しぜんとともにぼくらはいきてきた なんねんも なんじゅうねんも なんびゃくねんも これからさきもずっと