Profile Kou コウ |
ゴミ拾いに、おもうこと。 Last Updated 2003.07.31 8月2日、MERRYのゴミ拾いがあります。 ゴミ拾いを、みんなでやること。そこにあるMERRYは、なんだろう。 私がゴミ拾いに思うことを、ちょっと書きます。 ポイ捨てや、ゴミが、街から消える事は、きっとないと思います。 私達がゴミを拾っても、そのそばから、ゴミはまた増えていくでしょう。 ゴミが出てしまうのは仕方のないことでもあるし、もしかしたら、1週間後には、街のゴミはゴミ拾い前と同じ状態に戻ってしまうかもしれません。 でもMERRYが、ゴミ拾いをみんなでやろう、と呼びかけた事の意味は、物理的なゴミの量を減らすだけではなくて、みんなの意識の中に、環境の事を少しでも置いて欲しかったからではないかな、と私は思います。 MERRYで集まったみんなが、ゴミ拾いをしたということ。 ゴミ拾いに参加した人はもちろんのこと、参加しなかった人でも、ゴミ拾いをした人達がいる、という事を知ったことで、街でゴミ拾いをするMERRYを見かけたりする事で、一瞬でも、少しだけでも、意識の中に街の環境のことが存在する事になると思うのです。 ちょっとだけでも、街の環境を意識した事で、たとえば缶ジュースを飲み終わった時、「これ、ポイ捨てしてもいいかな」と思ってしまう時、「ちょっと待って」と、思う人がきっといると思うのです。 ゴミ拾いという作業は、見えない誰かのために、する作業です。 自分が今、ゴミを拾った事で、少し街がきれいになる。 街が少しきれいになったことが、その街にいる誰かのMERRYになる。 その誰かのMERRYが、そのひとを笑顔にして、その笑顔から、MERRYが大きくなっていくとしたら。 少し夢見がちな事かもしれないけれど、そんなことを信じられたら、それがゴミ拾いのMERRYなんじゃないかな、と私は思います。 街がMERRYな環境になる、というのは、単にゴミが減るということ、街の景観が美しくなるということ、それだけじゃない。 その街にいる人がMERRYになること。 その街に、MERRYな笑顔が溢れること。 きっとこのゴミ拾いはそのための一歩になる、と、それくらいのロマンを持って(笑)、ゴミ拾いに参加できたらなと思っています。 |
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