毎日新聞「みんなも地球も笑顔に」
2024年12月11(水)に発行された毎日新聞に、
絵本「みんながヒーローSDGsとまほうのカギ」に関する記事が掲載されました。
●WEB版はこちら
https://mainichi.jp/articles/20241211/ddl/k23/040/134000c
毎日新聞「みんなも地球も笑顔に」
万博に向け 「SDGs」絵本読み聞かせ
2025年大阪・関西万博に向け、笑顔の輪や環境保護を呼びかけようと、名古屋市出身で東京在住のアートディレクター、水谷孝次さん(73)が子ども向け絵本「みんながヒーロー SDGsとまほうのカギ」(中央公論新社)の読み聞かせ活動を全国各地で開催している。「地球をみんなで守ろうというメッセージを世界中の子どもたちに届けたい」と情熱を燃やす。【山田泰生】
名古屋出身・水谷さん「環境守るヒーローになろう」
水谷さんは名古屋・大須で生まれ育った。 戦争で耳に障害を負った父の介護を通じ、笑顔の持つ力を知った。 1999年に笑顔のコミュニケーシ ョンを広げる 「メリープロジェクト」を開始。 1年愛知万博や18年北京オリンピックなどで、 世界各国の子どもの笑顔をプリントした傘を広げて発信してきた。
絵本は23年7月に出版。 国連の定めるSDGs(持続可能な開発目標)という子どもに難解なテーマから、自然環境を守る大切さだけに絞って編集した。
「カチャ カチャ ガッチャン!」。付録の魔法の鍵を使って読者の子どもが扉を開けると、 ごみが絡まったカモメや氷の大地が溶けて痩せ細ったシロクマなどが助けられ、笑顔を取り戻す。 今年11月末までに東京や大阪、愛知、 ネパールなど国内外で読み聞かせを実施。3000人を超す子どもや保護者が参加した。 来年の大阪・関西万博の関連イベントにも活用され、マスコットキャラクターのミャクミャクも協力に一役買った。
メリープロジェクト四半世紀の節目を迎えた水谷さんは「来年は愛知万博から20年。 愛知から大阪へと笑顔のリレーをつなげたい。 地球を笑顔にするためにも子どもたち一人一人が環境を守るヒ ーローになってほしい」
と話す。
はじめてのSDGs
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