NHKおひさまライフ/笑顔の原点・おひさまヒュッゲ
2018.11.21 16:30
NHK 趣味どきっ!おひさまライフ 最終回
<おひさまと暮らす編 04>「 ヒュッゲに学ぶ 北欧流 ゆったり時間」が放送。
太陽の恵みと上手に暮らす達人を訪ねる「おひさまライフ」。
今回の舞台、神奈川県・鎌倉で北欧のライフスタイルを発信している
イェンス・イェンセンさんを、
ゲストの瀬戸カトリーヌさんと一緒に尋ねました。
幸せの国といわれるデンマークの人々は、
自宅で家族と過ごす時間や緑のある生活を大切にしています。
その中にちりばめられているのが、「ヒュッゲ」です。
温かな日ざしもその一つ。
体も心もゆったり、ぬくぬく。
暮らしを豊かにしてくれる、おひさまヒュッゲを紹介します。
また、イェンス・イェンセンさんから学んだことを
みなさんの生活に取り込んで実践していただく
ミニコーナーでは
可愛いモビールづくりや、和紙のれんづくりを紹介!
NHK Eテレ 毎週火曜日 午後 9時30分〜から放送している
「趣味どきっ!おひさまライフ」(全8回)の
<おひさまと暮らす編>の講師として出演中。
この番組では、太陽の恵みと上手に暮らす達人を
MERRY PROJECT代表 水谷孝次 が講師、案内人として
ゲストの方と一緒に達人を訪ね、
笑顔あふれる「おひさまライフ」を紹介しています。
番組内では、水谷の紹介とともに、
MERRY PROJECTについても
北京オリンピック開会式や渋谷区文化プログラムの取り組みなどをご紹介いただきました。
おひさまライフの番組ロゴマークとイラストは、
水谷事務所でデザインしました!
今回登場するおひさまの達人はデンマーク出身のイェンス・イェンセンさん。
2002年に来日し、デンマーク大使館職員などを経て
現在フリーのエディターとして活躍しながら、北欧のライフスタイルを発信しています。
そんなイェンス・イェンセンさんから
今回学ぶのは
「ヒュッゲ」
ヒュッゲとは、デンマーク人が大切にしている時間の過ごし方や、心の持ち方を表す言葉。
特別なことをするのではなく、
日常の中にある何気ないことに幸せを感じること。
そんなヒュッゲのある暮らしを、
日本で実践しているイェンス・イェンセンさんのご自宅を
今回のゲスト、瀬戸カトリーヌさんと一緒に訪問しました。
築40年の日本家屋を約5年かけてリノベーションしたという空間は、
自然が近く、ぬくもりがいっぱい!
日本のヒュッゲとして、和室の部屋もあります。
デンマーク人にとってヒュッゲは、
暮らしを豊かにする大切な時間。
なかでもヒュッゲな空間づくりに欠かせないのが「窓」。
窓にカーテンは必要ありません。
太陽の光を取り込んだり、景色も眺めたいのです。
冬のデンマークは日照時間が短いため、
太陽の光を取り込める窓は、大切な存在です。
庭では、日向ぼっこをしながら読書をしたり、お昼寝をしたり、
お話をしたり、ゆったりした幸せな時間を過ごすこと。
イェンセンさんのお家で飼っているニワトリは、毎日新鮮な卵を産んでくれます。
その新鮮な卵を使ってイェンセンさん特製パンケーキをご馳走になりました!
毎週日曜日は家族揃って、
デンマーク流パンケーキを食べるとのこと。
美しい自然に包まれながら、美味しい食事を囲って、
家族との時間を大切に過ごす、
そんなヒュッゲな時間を大切にしている
イェンス・イェンセンさんでした。
今回のミニコーナーでは、
イェンス・イェンセンさんから学んだことを
みなさんの生活に取り込んで実践していただくためのアイディアを紹介します。
「和紙のれんを窓に」
窓にカーテンがないイェンセンさんのお宅のリビングは、とても開放的。
また、窓辺にはお子さんの作品や季節のグッズを飾っていてステキでした。
カーテンのある暮らしに慣れていると、窓のカーテンを外すのには勇気がいります。
また住宅事情によっては、難しい場合もあるでしょう。
まずは、窓に和紙を使ったのれんを取り付けてみませんか。
和紙から差し込む柔らかい光、そして影が美しい絵画のように空間を演出してくれます。
和紙のれんを使って、お部屋を絵画のような空間に。
<和紙のれんの取り付け方>
1)つっぱり棒を使って
カーテンボックスや窓枠に和紙を巻きつけたつっぱり棒を取り付けます。
2)S字フックをかけて
カーテンレールのランナーにS字フックを引っ掛けて、
和紙を通した棒をかけると取り外しが簡単。
3)ハンガークリップで挟んで
和紙をハンガークリップで挟むだけなので、取り付けが簡単。
カーテンレールのランナーにフックをかけてもOK。
子どもの頃、書道を習っていたので、和紙という存在は身近でした。
最近の住まいでは、和室が少なくなりましたが、
和紙を取り付けると、障子の感覚がよみがえり、日本独特の
穏やかな時間を感じられるのではないでしょうか。
和紙は日本流ヒュッゲを味わうアイテムといえるのかもしれません。
「窓辺にモビールをつるして」
窓辺に物を置けない場合は、モビールがオススメです。
落ち葉やドライフラワーなど、秋らしい物を小枝に取り付けて
モビールを作ってみませんか。
モビールは動きが面白く、部屋の気配を感じさせてくれるアイテムです。
公園で見つけた小枝や松ぼっくりなど
身近な物を使えば手軽です。
季節ごとに模様替えすると、窓を眺めるのが楽しくなりますね。
なかなか窓辺に物が置けない方には、
自然の素材で作る簡単モビールづくりがおすすめ。
ドライフラワーやドライフルーツなどをテグスやひもで小枝に取り付けました。
花や果物は生のまま取り付けてもOK。
自然とドライになります。
<イェンセンさんを目指して、朝型生活にトライ中!>
「朝6時に起きて、太陽の光を浴びて、朝食を取るようになりました。
今まで昼と夜の2食だけでしたが、1日3回決まった時間に食べると調子が良いですね。
仕事面では、アイデアを出すような仕事がよくはかどります。
夜はバスタブに10分ほど浸かると、疲れが取れてぐっすり眠れます。
今後は寝る前のスマホを控えて、心地よい時間をたいせつにする
笑顔いっぱいのヒュッゲな生活を目指したいです」
今回、イェンス・イェンセンさんを取材して学んだことは
「 太陽とヒュッゲな時間 」
自然に生きる。働くために生きるのではなく、生きるために働く。
庭は自然のリビングルーム。
自然の中にヒュッゲな時間がある。
太陽の光を楽しむ。
暮らしの中で太陽を目いっぱい楽しむヒュッゲ=幸せがある。
生きているものを食べる。
発酵食品(ヨーグルト・納豆など)を食べる。
おひさまと笑顔で、幸せ。
人間は自然の一部であり、
おひさまは、すべての原点です。
太陽の恵みを上手に取り入れて、
メリーな豊かな暮らしにしていきたいですね。
イェンス・イェンセンさん、ありがとうございました!
制 作 :NHKエディケーション
制作協力:グループ現代
制作・著者:NHK
NHK趣味どきっ!おひさまライフ_<おひさまと暮らす編>再放送スケジュール
http://www.nhk.or.jp/syumidoki/syumidoki-tue/index.html
<詳細>
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第8回【おひさまと暮らす4】
ヒュッゲに学ぶ北欧流ゆったり時間
Eテレ 11月27日(火)午前11時30分〜11時55分 再放送
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現在NHK Eテレで、火曜9時30分〜より放送中の
「趣味どきっ!おひさまライフ」(全8回)の
<おひさまと暮らす編>番組テキストとして、
NHK出版より「おひさまライフ」が発売中です!
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https://www.nhk-book.co.jp/detail/000062287662018.html