MERRY NEPAL. 現地メディアに掲載
2017.05.22 18:28
THE RISING NEPAL
ネパール地震復興プログラム
4月25日 カトマンズレポーター
ネパール地震の被災者を元気づけようと活動している日本の団体「MERRY NEPAL」は、
IGC財団と協力の下、ゴルカ地震から2年経った今、ネパールにて様々なプログラムを開催しました。
「MERRY NEPAL」は、経済的および社会的復興を支援し、また、被災者の家族に幸せを届けるという目標を掲げました。「MERRY PROJECT」を始めた水谷孝次氏は、地震後、ネパールに対して安全でないと感じて、ネパールに行きたがらない人々にメッセージを送るために、この「MERRY NEPAL」活動を始めたと語りました。
今回は、「MERRY NEPAL」第1回目として、ボダナートで特別プログラムを企画しました。
彼は、地震の痛みを理解していると述べ、「世界中の市民に幸せと笑顔をもたらしたいと思っています。
2年前の4月ネパールで地震が起こった後、私は地震による被害を知り、直ちにネパールへ行こうと決めました。」
と言います。
「私の父は第二次世界大戦で、負傷しました。家族は苦痛を感じました。
当時、わずか3歳だった私は、この苦しみに打ち勝つために何かをしなくては、と感じていました。
そして、時を経て、このプロジェクトに取り組むようになりました。幸せな社会、そして幸せな家族を見たい。
人々を幸せにしたいのです。」
プロのグラフィックデザイナーとして、厳しい状況下にあるネパールと
ネパールの人々をサポートしたい思いを語りました。
「新聞や様々なメディアでネパール地震についてのニュースを読みました。
ネパールに足を運び、『MERRY NEPAL』キャンペーンを行いたいという思いに駆られました」
その頃、ソーシャルワーカーのGanesh Man Lama氏と出会い、活動のために必要な準備をしました。
「様々な団体や市民の方々が私の活動を支援してくださいました。「MERRY NEPAL」第1回目が成功し、非常に嬉しく思います。そして、少しずつこのキャンペーンを進めていきたいと考えています。この取り組みをこれからも継続していきます。」と水谷氏は言います。
ネパールのほかにも、「MERRY PROJECT」は世界30ヵ国で行われています。
MERRY PROJECTについて、「どこの地へ行っても、現地の人々を笑顔にするためにこの活動を行ってきました。
今回は、初めてネパールへ来ることができました。この活動を世界中で行っていきたいと思っています。
ネパールの人々は、2年前の4月の地震の後、深い悲しみに包まれていましたが、今は幸せです。
そして『ネパールは安全』というメッセージが世界中に発信されなければなりません。」と水谷氏は言います。
同様に、このプロジェクトは、ネパールが安全であるという事実を
多くに人に知ってもらうという使命を持っているのです。
翻訳協力:加藤美咲