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Kou
コウ
MERRYごみ拾い報告 Last Updated 2003.08.04

ゴミ拾をして、おもったこと。
8月2日、ゴミ拾いに参加しました。
おそろいのMERRYのTシャツを着て、メトロハットを出発。
30度を越す炎天下で、約2時間、六本木をまわりました。
落ちているゴミは、タバコの吸殻、ガム、空き缶、空き瓶、などが主でした。
ゴミ拾いを終えた、素直な感想は・・・・疲れました!
私は、みんなでゴミ拾いをする、とか、街をきれいにしよう、とか、ゴミを捨てないようにしなきゃいけない、ということは、頭で分かっているつもりでも、今までは平面的にしか捕らえられていませんでした。でも実際にゴミを拾うということで、やっ体験として立体的に、現実的に、理解できたような気がします。
街をきれいにするためにみんなでゴミ拾いをする、と聞くと、すごく綺麗な、奉仕的なイメージが強いような感じが私はしていたけれど、実際にゴミを拾うのはすごく大変で、地道な作業でした。
それでも、ゴミ拾いを終えて、私に残ったのは、疲れだけではありませんでした。
ゴミ拾いをしている私達に「ほんとに助かるわ。ここはすごく汚くてね・・」と声をかけてもらったときや、ちょっとずつ自分達がゴミを拾った道がきれいになっていく、嬉しさ。
そして、ゴミは絶対に道に捨てないようにしなくては・・・という気持ちも。
ポイ捨てはダメ、みんな頭ではわかっているんだと思います。
それでも捨ててしまうのは、その時、街の事や、そのゴミを掃除する人の事まで考えられなかったから。
そんなちょっとした想像力の欠落や、弱さや、自分本位な気持ちの形が、道に捨てられたゴミなのかもしれません。
ほんとうに街をきれいにするには、ゴミの根源からなくさなければ。
ちょっとだけ、ゴミを掃除する人の事を考えられること。
携帯用の灰皿を持ち歩く、ちょっとの気持ちの強さ。
落ちているゴミを捨ててあげられる思いやり。
街にいるひとが、そんな気持ちを持てたら、道に捨てられたゴミの山はなくなるはずです。
今回MERRYがゴミ拾いをした事で、その活動を知って、もしそんな気持ちを持った人がいたら、今回集まった沢山のゴミ以上の量の、ゴミを減らせた事になる。
そうだったらいいな、と心から思います。