3月12日 長久手町「香流川の仏様」 Last Updated 12/MAR/2005 長久手町には、「香流川」という美しい名前の川があります。1467年の応仁の乱によって、多くの家やお寺が焼失しました。その焼けくずはこの川に捨てられましたが、いつの頃からか、この川から不思議なお香の香りがするようになりました。その香りのする場所を掘ってみると、なんとそこには黄金の仏様の姿が・・・。 それからというもの、町は毎年大豊作となり、争いごともなく、人々はみんな幸せに暮らしました。そして、この川は香りの流れる川として「香流川」と呼ばれるようになりました。 長久手町の子ども達は、この「香流川」の流れを表現してくれました。香袋(天然の染料で染めた布の中に本物のお香を小さく折ったものと綿を詰めたもの)を煙の形にくりぬかれたダンボールの間に編みこんでいきました。すると、色とりどりの丸い玉が並び、とても美しい香流川が出来上がりました。 |