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3月6日 西枇杷島町「西枇杷島ラブストーリー」 Last Updated 6/MAR/2005  昔、藤原師長というそれはそれは偉い方が、無実の罪で、この地域（名古屋市瑞穂区）に流されてきました、師長は、何事もあきらめた寂しい暮らしの中、琵琶を弾くことだけが慰めでした、そのうちにある娘と親しくなり、結婚しようと思いましたが、無実の罪が晴れたので都に戻るようにと都から使いが来てしまいました。師長は形見の琵琶を娘に預け、都に去っていってしまいました。悲嘆した娘は、師長の後を追いかけましたが、枇杷島川まで来て、届かぬことを悟り、身を投げて死んでしまいました。娘の胸には琵琶がしっかりと抱かれていました。 西枇杷島町にはこんなせつないラブストーリーがあります。子ども達は、この話にちなんで、粘土と割り箸を使って琵琶を作ってくれました。琵琶の形ができたら最後に模様をつけて出来上がり。中にはモリゾーやキッコロの絵を描いてくれた子もいましたね。 |