3月5日 西春町「黒池の龍神様」 Last Updated 5/MAR/2005 日照りが続き一滴の雨も降らなかったときのこと。困り果てた村人たちは、黒池の龍神様に雨乞いをしました。すると、突然、空は真っ暗になり墨汁のような雨が三日三晩降り続きました。この雨のお陰で村はその年、大豊作となりました。それからというもの、村ではこの龍神様を大切に奉るようになりました。 西春町の子ども達が作ってくれたのは「墨汁の雨を降らせた龍」。あらかじめ作っておいた龍のオブジェに、子ども達が黒や白の和紙をちぎって貼ってくれました。和紙を重ねてグラデーションをつけ、立体感を出すなど、みんなそれぞれ工夫を凝らしてくれましたね。途中で和紙や糊が足りなくなるというハプニングもありましたが、出来上がった龍神様の立派さに、みんな目をまんまるにして驚いていましたよ。 |