merry in friend. Last Updated 2006.10.30
10月27日 普連土学園学園祭に行って参りました。実は以前に国際親善委員会の学生さんたちに学園祭の展示に
ついて「世界中の子供たちの笑顔の展示をしたい」とご相談を受けていました。
お話をお聞きしたところ、国際親善委員会では、地球規模の広い視野を持って、国際的理解・興味・関心を高めながら、
また21世紀に必要とされるグローバルな精神を培う委員会なんだそうです。
そして里子献金の世話や古切手・使用済みカード集めなどによる海外の人々への支援、
外国人との相互交流など世界中とのコミュニケーションを積極的に行っていて、とても素晴らしい委員会だと思いました。
そこで学園祭では世界中の子供たちの国際問題に関する展示を行いたい、ということで国際問題だけでなく、
そんな負をうち消すような子供たちの明るい笑顔も一緒に展示したいということでした。
そんなことでメリーもこの展示に協力させていただきました。
展示の方はとてもわかりやすく書かれており、その中でも 私はストリートチルドレンの1日、というものに
興味をひかれました。朝6時に起きると、外でくず拾い、そして共同施設(ドロップインセンター)に戻り
またくず拾い。これを売り、日々の糧にしているみたいです。(1日100円くらい)
そこまでは至って、私の知識の中でも知っている範囲のことでした。でもびっくりしたのはそのあと。
テレビゲームをしている時間やテレビを見る時間があったこと。
ストリートチルドレンだからゲームが出来ないとか、テレビが見れないからかわいそうとか、
そういうことを思ってではないけれど、思っていたよりもずっと、環境が変わってきているのだと感じました。
(やはり施設の環境がきちんと整ってきているようです)
もちろん、そんな恵まれた環境にいるのも一部の子供達だけなのかもしれませんが
昔よりもずっと価値のあるゴミが捨てられるようになったりとか、
それでも私たちにとったら微々たる価値なのかもしれないけれど、
少しでもそうやっていい方向に向かっているということが知れて、良かったと思いました。
やはり国際問題、特に子供についてのこういった状況はいつも考えさせられます。
でも子供たちはそこで一生懸命生きていて、その中でささいなしあわせでも笑える、素敵な笑顔を持っています。
現代に生きる私たちが失っているものを、きっとあの子たちは持っているのだろうなと思います。
自分に出来ることは何なのか、悩むことで終わりたくないです。
普連土学園の国際親善委員会のみなさま
素敵な展示をありがとうございました。
この場を借りてお礼の言葉にかえさせていただきます。
参考文献
http://www.shaplaneer.org/streetchildren/situation.htm
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