今日から、EXPO内をたくさん周って私なりに発見したMERRYなSPOT、人、物、などをレポートしていきます。
たくさん歩いて、見て、感じて、書くことは大好きなので、限られた期間の中だけど、ここ愛知で行われているEXPOがどんなものかということについて、みんなにたくさん伝えて、身近に感じ取ってもらえたらいいなと思っています。
とくに私は、EXPO内でのMERRY探しをしていきたいと思っています。雑な文ですがよろしくお願いします。 さて、第一回目の4月11日は雨雲が怪しい曇りの日。 天気が悪いかと思いきや、万博の込み具合はどうやら天気には左右されないみたいです。 開幕当初が一番人が少なかったくらいで、気温も暖かくなり、人の波も落ち着いたかなぁ。 と考えた人がだんだんと動き出してきたようで、連日、来場者の数はじわじわと増えていっているようです。 おかげで、この日も天気が悪いにもかかわらず、朝九時に会場駅に着いたのに長蛇の列! お母さんに手を引かれ、おにぎりを食べながら歩く子供・・。 きっとがんばって早起きして来たんだね。その横のお母さんも、お弁当解禁ということで、 家族みんなのお弁当を大きなバックいっぱいに下げて、顔は眠そうだけどワクワクした様子でした。 そんな期待に胸を膨らませた家族がいっぱいの万博会場入り口、いよいよ開園しました。 門が開いてすぐに走って見に行ったのは「日立グループ館」です。 まずはじめに歩いて希少動物の生態系を見て周り、それから、ライドという乗り物に乗って森や海などの空間を回り、絶滅の危機にある動物たちと触れ合うのです。 実際にキリンがぶつかってきたり、ゴリラにバナナを投げたり、手の上に海がめがくっついてきたりと、とてもリアルで面白い。 その上、実際に私の名前を呼んでくれたりと、探検隊員の一員にもなれるのです。 30分くらいで見れちゃいます。技術の進歩にびっくりしてしまいました。 次に行ったのは「地球市民村」ここは、すごくのどかで落ち着いています。 茶畑があり、鹿児島で有名なお茶を飲ませてもらったり、ナチュラルフードカフェという自産地生のカフェもありました。 あと、環境を守っていく運動などをすごく盛んにしているところで、灰を燃やしたときにできる「あく」これを手につけ、ヒノキからできた紙に手形をつける。というワークショップがあったので、もちろん参加してきました。 とてものどかで、癒される空間でした。お昼ごはんは「フェスティバル・フード・コート」という世界各国の料理が一つのゾーンで 食べることができるという、万博内で一番大きなフードコートで食べました。 確かに噂どおり、お値段は高め。すべての料理がほとんど1000円以上、、、。 けれど、普段には食べられないようなものを、万博内で食べるのってのも、いい記念になっていいものだと私は思います。 人気はやっぱりインドのカレーやドイツのソーセージで、レストランに入るのだけでも2時間待ちでした。 お昼を食べ終わり、ほんわか幸せ気分で大地の塔やこいの池辺りをまわっていると、 近くのステージでなにやらイベントが始まった様子です。 「にっぽん華座」というこのステージは、長久手日本館の前にあって、公募で選ばれた日本全国の伝統芸能の技や心を披露しているところだそうです。 特設ステージにて、日本の芸能をパフォーマンスで披露していて、団体客や食事後の家族など、沢山の人が集まっていました。 この日は沖縄の伝統芸能「沖縄太鼓とエイサー」でした。 小学生位の小さな子供から青年まで、20人ほどの半被を着た現地沖縄の伝統芸能の継承者たちが、沖縄創作エイサーを披露してくれました。 女の子も子供も関係なく、皆、お腹の底から声を張り上げ、腕の筋肉を勇ましくみせながら、力強く太鼓をたたきます。 それだけでなく、扇子や旗をなびかせたりと、とても見ごたえがあり、目を釘付けにさせられてしまうステージでした。 私のMERRY度がだんだんと上昇してきたところで、実は今日の万博で一番楽しみにしていた「日本庭園」にむかいました。造園デザインやお花にとても興味がある私にとっつて、万博というこの巨大な舞台の中で、日本の庭園がどのように披露されているかは、とても関心があるものでした。 ここは森林を体験できるゾーンで、あの話題の「サツキとメイの家」もこのゾーンにあります。 里山周遊コースというものがあって、そこに日本庭園が入っているのです。 今は丁度「ローリーアンダーソン」さんというNYの女性芸術家の方のイベントもやっていました。 彼女は、日本庭園にオブジェや音を組み合わせて、4つの不思議な作品を展示しました。 庭園を歩く来場者を驚かせ、楽しませることが狙いだそうです。 MP3プレイヤーを耳につけると、彼女の作った音楽(それは、嵐や鳥の声をイメージしたもの) が聞けて、とても充実した散策をすることができました。 途中には茶室や、あの「サツキとメイの家」もあり、お弁当を食べている家族連れや、「サツキとメイの家」をバックに写真撮影をする人たちなど、いろいろな光景が見られるおもしろな空間でした。 けれど、結構距離があったので、足が棒のようになってしまいました。 と、いうことで、地元の岡崎名物の八丁味噌のソフトクリームを食べて休憩して、IMTSという、無人で、圧縮天然ガスを利用した大型低公害バスに乗って北ゲート入り口まで戻り、今日はもう帰ることにしました。 次はもっと企業ゾーンが見れればいいなと思います。 text:Misato Fujita
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