「ハーイ!笑って。」
いつもMERRYの撮影の時、自然に発する言葉です。いつも何故か自然に出て、
みんな笑い出すのです。クスクス…ニヤニヤ…ムフッ。ほほえむこと、笑うこと。
笑いは、人から人へ伝わっていきます。笑顔を共有出来る一瞬は、至上の時…。
MERRYの写真は、ほほえんで、あるいは口を大きく開けて笑う人たち。
その輝く笑いの表情の大行進。今日は南米のお話です。
ブラジルのリオデジャネイロでのこと。
「X'masはリオでMerryな笑顔に出会う!」ず〜っと計画していました。
しかし、ここは真夏。何か変です。
「サンタがサーフィンして街にやって来る!」
そんなリオは厳しい現実があった。白人と黒人のビーチが2つ。
白人のお金持ちは、コパカバーナ、イパネマのビーチ。
貧しい黒人達は、巨大な人工ビーチ、RAMOS(ラモス)大プールで遊ぶ。
何故かMERRY SMILESは、この人工ビーチの方が、パワーがあり、MERRYだった。
ブラジル音楽「サンバ」が流れ、ランチまでごちそうになった。
「ようこそ、遠い日本からここまでよく来たね。この街は安全だから安心して撮影して!」
いつもの様に「ハーイ、笑って」を連発。
100人以上のリオのMERRYな子ども達の笑顔の取材が出来た。
皮肉なことにリオで1番MERRYな場所だった。
そしてアルゼンチンのブエノスアイレス。
ここで今、1番MERRYな場所はバルケデラユスタ遊園地ということを聞き、小さくかわいい電車に乗って、出かけた。もともとアルゼンチンは、経済問題が厳しく、空港の入国審査でも、フィルムの数の多さで「税金を支払え!」と言われ、何でもお金・お金・お金か?と心配していた。しかし…。
まず入口にポスターがあった。
今日は「貧しい子ども達にミルクを!」というキャンペーンで、2ヶ月はもつという指定のミルクを1リットル寄付すると、入場料が半額になる日。入場者が持ち寄るミルクの3倍を遊園地が、そして同じ量をミルク業者が恵まれない子ども達に提供するという、とてもMERRYな子ども企画に大感動。日本の遊園地がこんな企画を立てていること等、聞いたことがない。
是非「としまえん」でもやって欲しい。
どこも収益のために必死で、挙句の果て、ジェットコースターの事故が起こってしまった。
もう、入り口でMERRYな気持ちになる。私たちも指定のミルクを買って、入場した。
この遊園地で80人程撮影した。
最後に遠くから、片足に障害のある少女が友人に助けられ、私の前に来た。
私はとっさに「BEST MERRY SMILE」と感じた。
すぐMERRYの説明をした。みるみる、彼女の笑顔がピュアで美しくなっていった。
すぐ撮影した。彼女は片足で本当に笑って、MERRYになってくれた。
彼女のメリーなメッセージは「幸せとは、白い歯を見せることではなく、魂から微笑むこと」
この「魂」というメッセージは、やはりMERRYで1番大切な「気持ち」と同じである。
彼女は「これから、とてもMERRYで幸せな人生だろう!」と確信した。
今もあの笑顔は忘れない!
リオとブエノスのこのMERRYな子ども達。
この南米でもマイナス=負の遺産の街・人ほど笑顔はMERRYで美しく、ピュアであった。
南米のこんなMERRYな子ども達に出会った場所はMERRY Uでチェックしてみて下さい。
→リニューアルした「MERRY U」はこちら。
そして私の好きな「SMILE」という詩を…
「SMILE」
人生を生きることを
最も実り多きものにしてくれるもの。
最も安価で効果は最大
それは喜びに満ちたほほえみ。
それは気高き、やさしさとともに
価値と善良さに満ちていて
100万ドルにも値し
実は1セントもかからないもの。
それではまた次回の「MERRY COLUMN」をお楽しみに。
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MERRY COLUMN NEWS |
1)先日スーダンとサウジアラビアのMERRYな青年がMERRYのスタジオへ突然訪問。
CDのインタビューとMERRY Uへ参加を約束してくれました。
2)先日まで、ミッドタウンにある新しいJAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)のスペースで、これまでのJAGDA新人賞の作品展がありました。今からなんと23年前の作品と仕事が出ていました。
→リニューアルした「MERRY U」はこちら。