2007.08.30 THU

今年、「グッドデザインプレゼンテーション2007」に2つ出品した。
「ウイダーinゼリー」誕生は、1992年5月25日20:00頃。
森永の健康事業部長である宇多さんが水谷事務所へ突然やって来られた。
「ウイダーとはなんぞや」ということについて、とうとうと2時間オリエンを聞いた。この時に「一番シンプルなタイポグラフィーをシルバー素地にドーンと載せよう!」と瞬間的にひらめいた。「未来と希望と夢=MERRY」をメッセージさせる斬新な宇宙的な王道感のある、本質的なデザイン。素地に新聞広告のようなロゴを載せて、商品の持つ個性。「未来感、宇宙観」を表現し、店頭の最終広告にした。今では1年間に300億円。この15年間にこの商品は2500億円以上売り上げた。子どもから老人まで「未来の定番」となるデザイン。オバケな、そしてMERRYな商品となった。今年、このウイダーinゼリーが6シリーズとなり初めて出品した。

そしてもう1つ。「MERRYこどもプロジェクト」これは、昨年度グッドデザイン賞を頂いた「MERRY PROJECT/MERRY EXPO」 を進化させ、子どもたちや、その家族が明るく、楽しく、MERRYで元気に生活出来、MERRYな社会づくりのため「環境」「教育」「子育て」などをテーマに展開した。
審査員のコメントは、

「自然体験や環境学習を通じて各国の子どもたちが森や、植物とコミュニケーションをとる契機を与えている。笑顔(Merry)という唯一のキーワードのもと、写真集やウェブサイトを使った社会とのコミュニケーションも仕掛けられている」ということ。

今年のグッドデザイン賞のコンセプトは「そのデザインに、引力はありますか?」であった。
人がそのデザインを生み出す時の力。
そして、デザインそのものが、まわりの人を引きつける力。
そんな力を私たちは引力と呼びたい。
それは、まさにグッドな力。

私にとっての引力は「MERRYな気持ち」。
「人の気持ち」を動かし「人の気持ち」をデザインする。
未来の人々に愛され、夢があり、心があり、いつまでも人々の心に残り続けるデザイン。
やはり「MERRYな気持ち」をデザインすることである。

果たして、この2つのMERRYなデザインに引力はあったか?



この夏、東京の大学生がMERRY PROJECTに参加してくれました。ちょうど、神宮の花火大会があり、屋上の水谷スタジオで花火を見ました。
このMERRYのパワーで秋以降、東京、名古屋、仙台、NYの若者達がいっぱいMERRYに参加してくれるよう、みんなで連日コミュニケーションしました。

もうすぐ秋。CD、DVDも完成、発売されます。
渋谷も中区も撮影がスタートします。
さあ!いよいよMERRYな季節がやってきます。
みなさん、もっともっとMERRY PROJECTに参加してください。

→「MERRY U」はこちら。

それではまた次回の「MERRY COLUMN」をお楽しみに。


2007.08 ご協力ありがとうございました



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