日に日に寒さが厳しくなってきましたね。今日はお待たせしました、森づくり活動のレポートをお届けします。
12月5日に更新した名古屋タカシマヤでのイベントのレポートはこちらへどうぞ。
→12月5日のコラムはこちら。
→MERRY IN NAGOYA 2007 イベントの詳しいことはこちら。
1)MERRYなこどもの森づくり
幅下幼稚園の子どもたちと一緒に名城公園にてMERRYこどもの森づくり活動を実施。
名古屋の城、名城は子どものころ遠足でよく来た場所。今この歳になってみると、左右に金のしゃちほこがいて、銅が錆びてグリーンになった屋根もとてもかわいいお城。その公園の中での森づくり活動。いまや12月の冬が紅葉の季節になってきたかもしれない。今ようやく葉っぱが落ちてきて、ふわふわした葉っぱのじゅうたんの中で森づくり。葉っぱの下にいっぱいのどんぐりを拾っては空に舞い上げて大はしゃぎ。
12月なのに思いがけずいっぱいどんぐりを拾って、うれしいやら不思議な気持ちやら。今年最後の森づくりは、災い転じて葉っぱがちょうど良い具合に美しいアートでした。子どもたちの落穂拾い。来年もまたがんばりましょう。参加してくれた皆さま、お疲れ様でした。どうもありがとう。
MERRYこどもの森づくり2007 ※写真をクリックすると大きくなります。
2 )MERRY with Cafe Company
さて、先月中旬から都内近郊や大阪のカフェで展開しているMERRY。先日、新宿にあるWIRED CAFEにお邪魔して、様子をうかがって来ました。お店に入ると、まずはEXPOの大きなポスターが貼ってあり、インターネットが使える席にはMERRYのマウスパッド、自由に手にとって読める本の棚にはニューヨークのフリーペーパーなど、お店のあちこちにMERRYがありました。中でも一番インパクトがあるのは、トイレの前の小さな廊下に貼ってあるポスター。順番待ちをしながら、みんな思わず見入っていました。
4色のMERRYカードも大活躍しています。カフェにコースター用として配った分は、全部あっという間に完売。もっと増産しなくては!と考えているところです。また、みなとみらいで使用して回収してきたカードもそれだけでアートになってしまうくらいです。今は六本木のツタヤに、カードを使用したMERRYの木が置かれていますが、こちらも日に日にどんどんカードが多くなって、クリスマスまで木が耐えられるかというほどです。でもこうしてカードが使われるということは、それだけみんなのMERRYがあるということですから、うれしい気持ちになりますね。
3 ) 2万人の笑顔に出会えるMERRYな夜
千代田区に招かれて、MERRYの講演会をしてきました。非暴力の平和な活動をベースにしているMIWというプロジェクトが主催している企画で、MERRYが呼ばれていたわけです。WEBサイトを見た人など、千代田区以外からもたくさん来てくれていて感激しました。18時から始まった会も、最後は予定を1時間もオーバーして、皆で車座になってMERRYを語り合うワークショップになりました。最後にみんなで記念撮影もしてきました。
これをコーディネートしてくれたヒガさんは、4年前に六本木で行われたMERRY IN NEW YORKを偶然見かけて感動して、いつかMERRYと一緒に何かがしたいとずっと思っていてくれたそうです。あのときのフリーペーパーも今も持っていてくれて、笑顔にMERRYを感じたという話をうれしそうにしてくれました。また、MIWの所長さんも、千代田区のMIWとしてMERRYと一緒に笑顔のコミュニケーションを広げていけたらいいなぁという話をしてくれました。
参加した人たちからの感想の一部をご紹介します。
「2万人のMERRYと接してきた水谷さんのリアルな話が近距離で聞けて大変うれしくなりました。ぜひまたお会いしたいと思います。」
「出版、広告が生業の方々と一緒に帰りましたが、みな口をそろえて、『自分の仕事がちゃんと届いているんだろうか』、『また水谷さんに会いたい、ゴミを拾いに行く』と意見が一致しました。」
「芸術を普通の人にわかりやすく、そして対話と交流を促進するという試みは、とても素晴らしいものでした。アートで世界を変える、人々を幸福にするという姿勢に深い感銘を受けました。私も次に何かイベントがあれば参加してみたいと思います。」
3)盲学校訪問
護国寺にある筑波大付属盲学校にお邪魔しました。全国で唯一の国立盲学校であるこの学校では、現在約190人の生徒さんが勉強しています。先日の文京盲学校に引き続いての、学校訪問です。副校長先生にお会いして、MERRY MESSAGE CDをプレゼントしてきました。今回も選ばれたのは、白と黒の2枚。やはりシンプルで本質的なものならではの良さというのがあるような気がします。一緒にCDを聴いて、今まで作り手として聞いていたのと、誰かと一緒に聴くのとでは違っていて、なかなかMERRYな時間でした。護国寺駅から学校への道中は、工事現場や放置自転車がごろごろしていたのですが、生徒の皆さんはすいすい歩いて元気に通っているとうかがって、このCDを聞いた彼らがどんな感想を持ってくれるのかがとても楽しみです。このCDに込められた世界中のMERRYなメッセージを、視覚以外の感覚をつかってどのように感じるのか、それがとても楽しみになりました。
→「MERRY U」はこちら。
→「MERRY ARCHIVES」はこちら。
それではまた次回の「MERRY COLUMN」をお楽しみに。